2006/8/22~23 一泊二日 走行800k(ページ6/6) 前のページへ
会津慶山焼は会津市内でただ1軒の窯元で体験コースは手びねり体験(1575円~)と絵付け体験(787円~)の2種類あり所要時間は30分~1時間程度で体験できる。手びねり体験は予約が必要だが団体客がいなければ、準備を待てば出来そう。
湯呑 1,500円~ コーヒーカップ 1,800円~ 飯碗 2,000円~ 鉢 2,500円~皿 1,800円~ 2021年
会津慶山焼に到着し店内に入り店員さんに手びねり体験をお願いする。予約もしていないのに快く応対してくれた。店内には陶芸品が、販売しておりお手頃な値段で売っていた。少し待って隣にある作業場へ移動する。ひんやりとした作業場で作品やろくろがたくさん置いていた。
陶芸の師匠に凄い手馴れたスピードで注意事項や説明を聞いた。(やり直しは出来ないらしい。焼く時に爆発して他の作品を傷つける為。粘土みたいにはいかないようだ。)
作る物によって値段が変わるらしく、ジンケは湯呑を(1575円)、クラチョンと自分は茶碗を(普通サイズ2100円)、ガッチャは難易度が高いらしい平皿を(1890円)を作る事に。平皿が一番難しいらしく、それを聞いてさらに燃えていた。(高さが無い為失敗したら他のものに作り返られないらしい)
早速ろくろの上にソフトボール位の粘土が置かれた。ろくろの印に合わせて粘土を伸ばしセッティングする。
次に指を入れてそれぞれ作る物によって形を作る。ここで底に穴を開けてしまったらもう作り直しは出来ず終わりらしいのいで、かなり緊張した。
ガッチャは皿の為、広げが足りず何度も師匠に「もっと!もっと!」と、駄目だしされていた。
茶碗は両手の親指と人差し指を使い、回しながら少しづつ広げながら上に伸ばしていく。底から上に行くにつれて薄くする為に「耳たぶ」の厚さ感覚で合わせて行く。下のほうが耳たぶ2つ分で、真ん中1つ、上はそれより薄くらしい。(ここで広げすぎてしまってどんぶりサイズになってしまい直し方を聞き、直す。両手を使って内内に寄せて行く)
「底ずけ」と言う工程でろくろを回し、茶椀の中心から親指をのせ、そのまま下にまっすぐ指をずらすと、底に綺麗な渦巻きの模様が出来た。これが結構難しく、クラチョンは上手かった。ジンケは湯呑の為、手が入りずらいので師匠にやってもらいきれいな渦巻きだった。
あとは二人組みになって一人がろくろを押さえ、もう一人が紐みたいな道具を巻き付けて上端をカットし綺麗にして完成。
ガッチャは少し失敗してしまった様で師匠に手直ししてもらった。
失敗したら終わりのはずだったが師匠がなんとかしてくれた。
1時間程かかったが思ったよりは上手くできた。
最後に色を決め、あと底に文字を入れてくれるらしく、ガッチャは陶芸家、すき焼きで有名な「魯山人」と入れた。自分の茶碗がどんぶりサイズになってしまったが普通サイズにまけてくれた。送料も一箇所なら関東で1,155円(1,210円)だった。支払いも個別にしてくれて送料も細かく分けて良心的。陶器が出来るのは2ヶ月後で楽しみだ。
会津慶山焼
住所 会津若松市東山町石山天寧67 TEL 0242-26-2507 営業時間 9:00~18:00(体験9:30~16:30) 定休日 無休 駐車有り 2021年
この後は薄皮饅頭で有名な「柏屋」に行く事になり前に猪苗代湖近くにあったのでそこへ向かっていたら、国道49号沿いに会津店があったのでここに入る。店内はきれいでお茶やコーヒーが飲み放題で、試食もたくさんあり、朝食の後から芸術に夢中になり過ぎてずっと食べていなかったので助かった。さすがに悪いと思ったのでみんないっぱい購入した。この後は温泉に入りたい案が出たので鶴ヶ城を通り過ぎ塩原温泉めざして、また山道へ突入する。
途中湯野上温泉街を過ぎ、南会津(下郷町)でセルフガソリンスタンドを見つけて入った。山の中にセルフはかなり珍しく店員さんが忙しそうに説明していた。目の前で待っていていたおじいちゃんは、ハンドルを握りながらずっと目をこっぴらいていた。面白くて油断していたら、ノズルを下に下げたとたん油がどっと出てきた。ガッチャが昨日そういうセルフもあると言っていた事を思い出した。初めての体験だった。気おつけよう。で地元の平均が1リットル140円なのにここは136円と安い。この近くのスタンドはみんな値段が表示されてないのでセルフになれたら、ここはかなり混むだろう。
高杖温泉・樽風呂を過ぎ、道の駅・たじまに寄った。特に何も無く塩原温泉・岩の湯、不動の湯を目指す。いつもの路駐ポイントに車が5台位止っていて、いも洗い状態なので少し引き返し青葉の湯へ向かった。上から覗いたら先客が二人丁度入る所だった。車から歩くから時間差で入れ替われると思い、いつもの橋の所の路駐ポイントへ。が、丁度工事をしていて止められない。と思ったら、目の前に大型な足湯施設が出来ていた。「湯っぽの里」といい200円で入れるらしいが足湯だけでは・・・。でも今月6日に湯同時入浴のギネスに挑戦していたらしく、国内記録の220人を超え、観光客ら289人が番号付きウチワを持ち、3分間足を浸し、更新したらしい・・・。そこに車を止め歩いて向かった。
17:40頃 青葉の湯に到着。(施設所有になり閉鎖)立派な吊橋を渡り(過去に橋が何回も流されてしまった為立派なのを作ったらしい)
丁度先客達と入れ替わりで入る事が出来た。これで3回目だが、1回目はお湯が入ってなく入れず、二回目は暗かったので景色が見えなかったが、今回は良かった。
源泉のホース(蛇口付き。前は付いてなかった)と水が出るホースが置いてあり、これで上手く温度を調節するみたいだ。
掃除もされていて景色も良く気持ち良かった。こういう場所はあまり無いので大事にしてもらいたい。体も温まり「湯っぽの里」が閉まる前に車へ戻る。(少し過ぎたが大丈夫だった)次は餃子を食べに宇都宮目指して国道4号へ行く。
車に乗ってちょっとしたら、不動の湯辺りの道路がかなり濡れていた。(山の天気は変わりやすく、こっちに入っていれば悲惨な事になっていた)やっぱり温泉部は雨に強い。この後宇都宮の途中迄、豪雨(道路が川みたいに流れ、車の視界がかなり悪かった)と宇都宮で有名な雷に襲われたが、移動中だけだった。宇都宮に着くまでには止んでいた。餃子のみんみんの時間にぎりぎり間に合わなかったので、前に好評(いろんな意味で)だった金太へ向かう。
20:00頃 金太に到着。(閉店2007年)駅前にあり怪しい黄色い看板でかなり目立っている。(前来た時は店前にラジカセがあり、わけのわからない怪しい曲が流れていたが無くなっていた。たぶんうるさくて注意されたに違いない)店に入ると前にも気になったが、我衆院達也(若人あきら)や細川たかしの色紙を見てかなりうけたが、今回はまた増えていた。キラーカーンだ。しかも昔の写真も飾っており「キラーカーンさん15人前感食!!」と書いてあり面白かった。演歌歌手になっていたらしく、去年4月に「ふるさと真っ赤っか」と言う歌を出しており、1年も前のポスターもまだ貼りっぱなしだった。店内のBGMも気を使ってふるさと真っ赤っかだった。(ちなみに今年5月10日発売予定だった「新宿三百六十五夜」が延期になったらしい)その他芸能人は、ビートきよし、斉藤清六、ベートーベン鈴木等々。でここはカレーも旨いらしい。(誰も頼まなかったけど・・・)食券の機械がありそこで買う。
餃子セットが、餃子6個とご飯と味噌汁とザーサイが付いて390円。それにピリ辛餃子1人前260円を頼んだ。安くてそれなりに美味しかった。
ここから死の国道4号を使い地道に千葉へ帰る・・・。
会計 宿3,000円+交通費2,000円+食費5,000円+入浴費500円+体験費3,000円=13,500円
旅の反省
登山の時はガッチャを先頭に立たせると並の人間ではガッチャに着いていけず、ペースがおかしくなるので先頭に立たせない。野湯は人工的に作られてはいないので、いたる所に危険があり怪我をするのであまりはしゃぎすぎない。ガッチャの動画を撮る時は写真を撮っていると思い込み、動かなくなってしまうので教えてあげる。温泉卵作りでは水流が強い所で作ると、流されたり割れてしまうので弱い所で作る。日帰り温泉の時間をよく調べておく。コンビニでゴミが増えるのでおまけ付きの物に惑わされない。夕食の買い物は早めでも市街地の大型スーパーで買っておく。山の中のスーパーはあてにならない。ニンニクは炙りに適さない。カップラーメンは必要な時があるので買っておく。クラチョンが不利な為、酔っている時に「ウノ」はやらない。宇都宮にきたら餃子はみんみん、正嗣、金太。
前回(青森)に通じて、ガッチャに運転を任せればかなり頑張ってくれる。今回は四分の三頑張ってくれた。さすがに頑張りすぎなのでこれからは、こまめに代わり率先して運転しようと思う。(後半はかなりやつれていて、沼尻元湯の登山のクラチョンみたいだった)今まで市街地観光をさけてきたが伝統工芸を体験しているうちにみんな、中々芸術的才能がある事にきずきこれからは機会があれば挑戦したいと思う。会津、米沢は比較的近く?景色もよく泊まる所も安く食べ物も美味しいし、気さくな人や親切な人が多く大好きだ。沼尻元湯は自分の車でなければ何回でも行きたいと思う。(2006/9/3) 2021年更新