2004/6/23 日帰り 走行400k
半年前に日帰り入浴した栃木県日光市にある奥鬼怒川温泉郷の八丁の湯の少し先にあった加仁湯に時間の関係で行けなかったので、久々に4人集まり日帰りで加仁湯に向かった。
東北高速道を使い、今市ICで降りた。半年前は鬼怒川温泉経由で向かったが、今回は県道245号を使ってみて進んだ。清清しい林道の道で空気が良く気持ちよかった。窓を開けると木の匂いが良い。サルの群れにも遭遇し、写真を撮ろうとしたら人に慣れていない為か、すぐ逃げて言ってしまった。しばらく走ると大笹牧場があり寄ってみた。
12:00過ぎ、牛乳やソフトクリームを食べ?記念撮影した。駐車場も広く観光バスがたくさん止まっていた。大笹牧場からさらに北上すると、奥鬼怒川温泉郷に行く唯一の県道23号に合流する。左折し少し進んだ先に半年前に寄ったお土産・食事処のある栗山ふる里物産センターがありまた寄った。13:00頃 崖沿いの道を走り車で行ける最後の場所の夫婦淵温泉駐車場に到着した。ここから先はマイカー禁止で奥鬼怒温泉郷までは歩いて行くしかない。(宿泊者は送迎してもらえる)遊歩道を進んで行くと前回通った道が崩落したらしく、迂回ルートで山道を登っていった。
13:26 川に出た。半年前の冬景色も良かったが、新緑も良い。
半年前は凍っていた滝が夏だと神秘的な感じになり美しかった。
少々疲れる山道だったが雪が無いことや2回目なので、比較的楽に進めた。
14:00頃 半年前に入った八丁の湯に到着。前回入ったので寄らずに少し先にある加仁湯に向かう。
八丁の湯から少し歩くと目の前に黒い犬が座っていて、急に立ち上がり加仁湯方面に向かって進みだした。名前は「クロ」といいなんか変な犬で、ちょっかい出してもことごとく無視された。それでも自分達が途中で止まったりすると、なぜかクロも立ち止まり座っていた。しばらく歩くと加仁湯の建物が見えてきた。たどり着くと、クロは来た道を引き返して行った。加仁湯への案内犬だったらしい。
八丁の湯から5分程歩いて加仁湯に到着。奥鬼怒四湯の一つで秘境に鉄筋4階建ての建物が渓流沿いに建っている。日帰り入浴は500円(800円 2021年)と良心的価格。建物の中にはプーさんの剥製が飾ってあった。建物は建て増しの関係で迷路みたいだった。鹿の剥製。なんかゲームのバイオハザード1を思い出す。
熊と鹿だらけで秘境にいることを実感した。加仁湯には大露天風呂が3つあり、第一露天風呂は女性専用で第二・第三は混浴になっている。
まずは第三露天風呂に入った。加仁湯は白濁の湯で有名だが、湯を入れ替えたばかりらしく、まだ透き通った綺麗な湯だった。(時間が立つと白くなる)
第二露天風呂。
船をそのまま湯船にした露天風呂があった。(老朽化の為閉鎖 2021年)湯船には舵もちゃんと付いていて動かせた。川の目の前で景色が良く温めで気持ちよかった。
ガッチャとクラチョンは大笹牧場で買った地酒を、冷で飲んだり温泉の熱燗にして堪能していた。どうでもいいがガッチャのタオルは「ケロリン」でクラチョンは「リポビタンD」だった。
「ハラハラ風呂」と言う風呂を見つけた。(老朽化の為閉鎖 2021年)
なんで「ハラハラ」何だろう?とクラチョンとガッチャが入ってみてみた。
二人で入るとハラハラした。湯温がかなり高く水を足して入った。
混浴のロマンの湯。塀で4つの湯船に仕切られていて、扉はないが貸切風呂見たいに入れる。でも立ち上がると簡単にお隣が丸見えだった。ここも湯はかなり熱めで、近くに水が出るホースがあり、かなり薄めて入った。クラチョンは水を入れず無理して入っていた。 (5つの源泉を5つ浴槽に入れ、利き湯 ロマンの湯に改修された 2009年/7)
景観や温泉が素晴らしく宿泊してもっとゆっくりと温泉に入りたいと思う程に素晴らしい温泉旅館だった。
16:00頃 湯から上がり加仁湯を出発した。
奥鬼怒川温泉郷・加仁湯
住所 栃木県日光市川俣871 ☎ 0288-96-0311 日帰り入浴 9:00~15:00(500円 800円 小学生まで500円)泉質 硫黄泉、他 (源泉掛け流し)
17:20 途中川俣大橋近くで猿がいた。凄い高い所に居たので、落ちたら大変だと思った。(猿の下は川俣湖)
17:30 お腹が空いてきたので、川俣町の集落にあったそば屋を見つけ入ってみる事にした。でもなんかやっていないような怪しい雰囲気で、ちびっ子達がたむろしていた。斥候に二人出動し、やっぱり電気は付いていなく怪しかった。4人で相談して扉を開け中に入って呼んでみた。すると中からおばちゃんが現れ、「そばのカス?しかないけどそれでよければ・・・」と言っていたが願いした。みんな暖かい、かけそばを頼み、クラチョンは大盛りの盛りそばを頼んだ。そばが出来る前にジャガイモとサツマイモの煮物をサービスで出してくれた。お腹が空いていたのでありがたい・・・。そばが出てきた。そばは太かったりいろんな形だったが、手打ちっぽく美味しかった。たぶんサービスでまいたけ等きのこをたくさん入れてくれた。お勘定をしようとしたら「残りものだからみんな500円でいいよ!」と言ってくれ良心的だった。クラチョンが一番得をした。温泉に入りたくなり、鬼怒川温泉にある鬼怒川温泉公園岩風呂に向かった。
真っ暗の中、目印の鬼怒川公園駅あたりを探してようやく見つけた。なぜか城壁の様な石垣の上にあった。昔戊辰戦争の激戦地だったらしくそのなごりらしい。建物に入ると500円と安いのでそれなりに人はたくさんいた。外の小さめな露天風呂に入ってみたが、カルキ臭で循環の様で温泉の臭いはしなかった。ここの休憩室の座敷は広く寛いだ。
鬼怒川温泉公園岩風呂
住所 日光市藤原19番地 ☎ 0288-76-4111 日帰り入浴 10:00~20:30(21:00閉館 500円 700円 2021年)定休日 火曜日(祝日の場合は翌日) 泉質 アルカリ性単純温泉
高速に乗り千葉に帰る。(2006/11/17 2021)
会計 交通費1,500円+食費1,000円+入浴費1,000円=3,500円