群馬旅行 榛名山登山 尻焼温泉 草津温泉
2004/3/12~13 一泊二日 走行500k
クラチョンの就職が決まり、お祝いを兼ねて一泊二日で旅行に行くことが決まった。以前から「草津温泉に行こう!」という話があったので安さ重視で草津近辺で泊まる宿を探し、じゃらんnetで調べていたら、宿の前を流れる川が露天風呂になっている珍しい宿の尻焼温泉・光山荘を見つけた。しかも一泊二食付きで5,600円と格安な宿を見つける事が出来た。(現在値上げされていた。2006)
朝出発し関越自動車道に乗り、渋川伊香保ICで降りた。ガッチャが山登りが好きと言う事だったので榛名山に向かった。 榛名山までの道は登りが多く峠道で結構大変だった。伊香保温泉を通り過ぎたがなんか寂れていた。
ロープウェイ営業時間(2021年現在)
9:00~17:00(4月~11月) (のぼり最終 16:30)
9:00~16:00(12月~3月) (のぼり最終 15:30)
料金 片道450円 往復850円 (小学生まで片道230円 往復420円)
お腹が空いたので榛名湖前のビジターセンタ-内の食堂でそばを食べた。この近くで火曜サスペンスの収録があったらしく、水谷豊の色紙があった。この後ロープウェイ乗り場近くのお土産屋に寄った。いきなり店の人に椎茸茶を頂いた。美味しかったがなんともいえない味だった。ガッチャは熊と格闘する為に、木刀と熊よけ鈴を買った。ジンケは何故か鹿のキーホルダーにはまり全種売っていなくてガッカリしていた。
14:30頃出発し今日泊まる尻焼温泉方面に向かう。
榛名山 榛名湖
国道145号に合流し吾妻渓谷を通り温泉饅頭を食べた。長野原草津駅を過ぎたあたりで右に左折し、尻焼温泉方面に向かう。道が細くなり、崖沿いを走ったり細い道もあり、秘湯に近づいている感じがした。途中道の駅・六合(くに)に寄った。地元で取れたらしい舞茸を買った。100円で結構大きかった。凍り豆腐や地元の味噌(500円)が安かった。クラチョンは怪しい濃厚ジュースを買っていた。ここを過ぎたらちょっとした峠道だった。雪もたくさん残っていた。
建物は民宿みたいな感じで古い感じがしたが中は綺麗にされているので良かった。今日の泊まり客は平日の為か全部で二組だった。部屋は角部屋で便所は廊下にある共同でちょっと不便だった。早速浴衣に着替え海パンを履き、サンダルを履き外の川の露天風呂へ向かった。
長笹沢川の川底から湧出する尻焼温泉は、全国的にも珍しい川そのものが温泉の大露天風呂で、川がせき止められ30m四方もある露天風呂が作られている。その昔、痔の治療に効果があったことから名付けられたらしい。無料で入ることができ、水着があると川遊びができる。
道路から石段を下りて川に向かう。川から不思議と湯煙が上がっていた。岩場に荷物を置き、さっそく川に足を入れてみた。熱い!丁度手前側に源泉が湧き出しているらしく激熱だった。ここの温度は自然の為、日によって川の水量が増えたりすると温度が変わるらしい。入浴ポイントを探し奥に行こうとしたら足もとがツルツル滑った。足元には落ち葉や藻が岩に付着し、歩きづらかった。酔っ払ってここを走ったら転んで頭を打ったら岩だらけなので危ない。足元の石や岩で足が結構痛かった。ちょっと川で暴れると体中に藻と落ち葉が付くが、周りは大自然と雪景色に川が大露天風呂の温泉という珍しさもあり全然気にならなかった。ガッチャは水着を忘れてしまったので、自由に動けず、誰かが作ったらしい岩で囲まれた1人用のポイントを見つけ落ち着いていた。そこに入ってみた所、そこだけ下に砂利が敷いてあり滑らなかった。ちょっと源泉が湧いているらしく泡が出ていて時々熱かった。無料で入れるので地元の人らしき人が数人入っていた。この後水着のまま光山荘に戻り、内湯にむかった。内湯で藻がついた水着を綺麗にした。内湯は良く掃除されている感じだった。泉質も山っぽい感じで良い。
18:30丁度夕食の時間になり食堂に向かった。食堂の前には水槽があり、中には伊勢海老がいて2,000円と書いてあった。宿泊料金が安いので悪い様な気がして、食事にイワナ(600円)を追加しようとしたら「似た様なヤマメが出るからやめた方が言いですよ~」と教えてくれ良心的だった。変わりに鹿の刺身(800円)を頼んだ。
食事は全部一気に出るのではなく、出来立てのおかずが順々に出てきた。なぜかご飯の登場が遅かった。地元で取れたらしい山菜や、マイタケの揚げたてのてんぷらはとても美味しかった。鹿の刺身は凍っていたのでなんともいえない味だった。豪華な料理は無いが品数は多くボリュームがあってどれも美味しく大満足だった。
部屋に帰り飲み会を始めた。ガッチャの差し入れの高級焼酎ですぐ泥酔になった。
21:00過ぎガッチャは寝てしまった。
23:00過ぎ無理やりガッチャを起こし懐中電灯を借りて外の露天風呂に向かった。外はまったく外灯は無く真っ暗だった。泥酔なので移動が大変だった。夜中なのにおじさんが二人くらい入っていて、懐中電灯を付けていたら、「見えなくなるから付けるな!」と地元の人に怒られた・・・。確かに真っ暗の方が目が慣れてくると薄っすら周りが見えた。星が良く見え綺麗だった。泥酔のガッチャはお気に入りの岩風呂で体育座りで固まっていてかわいかった。みんな泥酔だった為岩などに足をぶすけ、傷だらけになった。
2:00頃からクラチョンと柔道大会になった。ジンケにも技を掛けようとしたら怒られた。電気を消し布団に入り静かにすると、風が強いらしく建物がミシミシいっていた。酔っ払っていたので気にならなかった。
2:30過ぎ就寝する。
7:00頃起床し朝食に向かった。近所の出来立ての豆腐を使用した湯豆腐がとても美味しかった。焼鮭・山菜・卵焼き・みそ汁など朝から健康的な食事で二日酔いには丁度良くとても美味しかった。部屋に戻り外に干しておいた水着を取ろうとしたら硬かった・・・。手すりに掛けておいたのでU字形に凍っていて面白かった。内湯に入りに行き、ついでに水着を解凍した。部屋はトイレが無かったり不便だが、温泉も良く料理も美味しく秘湯気分を味わえ田舎にいるような感じになりとても癒された。また宿泊したい。
10:00 尻焼温泉・光山荘を出発し草津温泉に向かった。
尻焼温泉・光山荘
尻焼温泉から草津温泉に行くには、国道に戻るか尻焼温泉前の県道55号をそのまま進む。国道に戻らずにそのまま進んでみた。先に進む道は凄い山道で狭く登ったり下ったりの峠道だった。しかも雪が溶け出し凍結している所があり危なかった。凍らないように道に砂がまいてあった。すれ違った車は軽トラ1台だけだった。峠道を走らず確実に国道に戻った方が早かった・・・。でも景色はよく滝や自然が良かった。