栃木旅行 那須塩原観光 北温泉 塩原温泉

 2004/9/3 日帰り  走行400k

たまたま3人仕事の休みが合い暇だったのでどっか行くことに。8月に一泊二日で那須塩原旅行に行く予定だったが中止になっていたので日帰りに計画を変更して行く事が決まった。

朝、千葉を出発し高速道路を使わずにひたすら国道4号を北上し、まずは栃木県にある秘湯の北温泉旅館に向かった。

那須湯本を過ぎ、有料道路(ボルケーノハイウェイ360円 軽自動車は260円 2009年に無料になった)に入り那須岳方面に登っていった。北温泉旅館の分岐を曲がると道はちょっと急な登りになり、山道を進んだ。しばらく上ると行き止まりになり北温泉旅館の駐車場に到着。20台止められそうな広さだった。

駐車場から急な坂道を5分ほど下ると北温泉旅館の建物が見えてきた。帰りがしんどそうだ。


12:30 北温泉旅館に到着し、建物の目の前には北温泉旅館名物の温泉プール(泳ぎ湯)があった。北温泉旅館の創業は古く江戸・明治・昭和の建物から成り、150年の歴史ある湯治場の一軒宿。


薄暗い 建物の中に入るとすぐ目の前に、秘湯には場違いな券売機が置いてあった。700円入れて券を購入し従業員の人に見せて温泉に向かった。従業員の人の対応は不愛想だったが、気分が悪くなるわけではなく、淡々としている感じだった。誰が言い出したのか「お客様は神様です」の方がおかしく、お客はサービスを利用させてもらっているので過剰なサービスはいらない。等玄関のすぐ横には怪しげな神社?があった。建物の中なのに下にはなぜか湯がながれていて足湯になっている様だ。触ってみると激熱で入れるような温度ではなかった・・・。


 建て増しで迷路みたいな建物を進み、途中には色々な飾り物?や歴史を感じる展示品がいっぱいあった。昔の写真が複数飾られていて、知っている幕末の偉人がいた。右から3番目が乃木希典、5番目が大山巌、6番目が山県有朋と書いてあった。日露戦争の頃のかもしれない。
最初に明治時代に造られた比較的新しい露天風呂の河原の湯に向かった。


河原の湯。滝や川を眺めながら入れる露天風呂。温度は熱めで中々入れなかった。泉質は山っぽかった。


柵を越えて奥の滝の上まで登ってみたが、川の水はかなり冷たく足がおかしくなった。滝には藻が生えていて滑って危なかった。次は有名な温泉プール(泳ぎ湯)に向かった。

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 脱衣所の前に内湯の相の湯があり先に入ってみた。ここも少し熱めで泉質はアルカリ性らしく肌が滑々になり気持ち良かった。水着を着て外に出て温泉プール(泳ぎ湯)に向かった。


 外にある温泉プール(泳ぎ湯)。大きめのプール?みたいな混浴大露天風呂と小さめのプール(滑り台付き)があった。源泉がボコボコ大量に注ぎ込まれてきた。


温度は温めで丁度良かったが、底がかなりヌルヌルで歩くのがかなり大変だった。一回滑ると滑り続けて顔が出せずに溺れかけて死ぬかと思った・・・。この後は歩かないように、ゴムボートや浮き輪などがあり、泳いで遊んだ。ゴムボートを漕ぐのはコツがいるらしく難しかったが、クラチョンはすぐ要領をつかみ自在に漕いでいた。小さいプールは浅く滑り台があり、滑ってみたが、水着が濡れていてくっついて滑れなかった。
遊び疲れ次は打たせ湯の不動の湯に向かった。


打たせ湯の(不動の湯)1692年建立。


クラチョンは打たせ湯で修行した。3箇所から湯が出ていた。勢いは結構強く熱めだった。次は天狗の湯に向かった。
天狗の湯は大きな天狗のお面が飾ってあった。先客に夫婦が入浴中だった。夜入ったら不気味な感じがした。


隣には寝湯の「ぬる湯」があったがほとんど水だった。


廊下を歩いていると建物の中に建物があり不思議だった。


湯から上がり玄関前のロビーでくつろいでいると旅館の御主人が話しかけてきて、色々話を聞いた。北温泉旅館がテレビの撮影に良く使われるらしく、「サスペンスで’中山忍’来てたよ~綺麗だったな~!」と言っていた。撮影で歴史のある古い時計を落として壊してしまったらしく、代わりに似たような新しい?時計を買ってくれたらしい。(写真中央)2012年の映画「テルマエロマエ」のロケ地にもなった。


14:00北温泉を出発した。帰りは登りなので結構疲れた。


帰りの山道に「伝説の見返り岩」と書いた説明板と岩があった。説明が無く中途半端な案内板でかなり気になった。


坂を上がりきった所で3人で記念撮影したが北温泉とみんなかぶってしまった・・・。

北温泉・北温泉旅館

住所 栃木県那須町湯本151 ☎ 0287-76-2008 日帰り入浴 8:30~16:30(700円 小学生まで400円 2021年) 定休日 無休 泉質 単純泉・弱食塩泉・鉄泉 駐車場有



有料道路のボルケーノハイウェイをさらに北上して、ロープウェイ駐車場から、8月に泊まりで登る予定だった那須岳?を拝んだ。この後は那須にある南ヶ丘牧場に寄った。牛串(500円)が売っていて食べた。お土産にハチミツの種類が多く面白かった。(小瓶の3種類選んで630円)次は近くの川魚の釣堀ができる清流の里に向かった。


16:00過ぎ 清流の里に到着。清流の里は湧き水が流れ落ちる滝の池で釣りが楽しめる。湧き水は、那須連山の伏流水で飲用可能で、泳いでいる魚は川魚特有の臭みが無く、本当の川魚の味を堪能できる。池にはイワナとニジマスが同じ割合で泳いでいてイワナとニジマスの料金は同一料金。釣った魚は焼代を払えばこだわりの自然塩で炭火で塩焼きにしてくれる。釣り堀の料金は貸し竿一本と餌付きで200円ホームページを見たと言うと無料HPでスマホ画面を提示するかプリントアウトしてして持参すると無料 2009年 2021年)で、釣った魚は全部買い取りで100g250円。(270円 2021)焼き代は1匹250円。持ち帰りはわたぬき1匹100円。


那須連山の伏流水で池がとても綺麗で魚が良く見えた。高級なイワナと安価なニジマスが同じ料金と言うのはありがたい。しかし見分け方が解らず、スタッフの方に聞いてみると、白い斑点が付いているのがイワナで、黒い斑点がニジマスらしい。水が綺麗なのでイワナとニジマスの見分けが良く付いた。早速糸を垂らしてみると、入れ食い状態で一斉に魚が集まって来ていきなりみんな簡単に釣れてしまった・・・。二人はニジマスだったが自分は運良くイワナだった。みんなイワナ狙いでニジマスが食いそうだったら、竿を上げて釣らないよう調整した。しばらくやっていると、入れ食い状態なのはニジマスだけでイワナはまったく無視だった事がわかった。泳ぎのスピードもニジマスはすばしっこくイワナは優雅に泳いでいてイワナを釣るのは中々難しい。時間が立つと慣れてきてみんなイワナ1匹は釣った。面白く盛り上がってしまい結構騒いでいたので隣にいたファミリーとカップルが引いていた。


30分位?ニジマスと格闘してみんなでイワナとニジマス7匹釣った。釣った魚を焼いてもらうためスタッフの方にお願いした。釣った魚は全部買取で一匹100g250円270円)で池の魚は1匹150g前後あり一匹で大体400円前後。焼いてもらう場合は焼代1匹250円で一匹650円~700円位になる。持ち帰りも可能。食堂が併設していて釣らなくてもイワナの塩焼き(880円)・ニジマスの塩焼き(550円)が食べられる。イワナは釣った方が安く食べられるがニジマスは高くなりそう。(2021年)炭火で焼いてもらうので焼くのに少々待つ。焼きあがり食べてみると川魚独特の臭みは全くなく塩が効いていてとっても美味しかった。 次は露天風呂が無料で開放されている高雄温泉・おおるり山荘に向かった。目印の那須温泉神社を曲がり、凄い山道を登って行った。

 滝のある釣り堀 那須高原 清流の里


住所 栃木県那須町高久乙2714-2 ☎ 0287-78-0337 営業時間 9:00~日没16:00(食堂11:00~17:0016:00)(季節変動あり) 定休日 木曜日、元日(祝日は無休) 駐車場有

 おおるり山荘は廃業したホテルの跡地に建ち、2004年にオープンした。それまでは長い間、野湯の高雄温泉として無料温泉として開放されていた。オープン後も露天風呂は無料で開放している。(2005/10/1 露天風呂は有料になった。
18:30過ぎ 高雄温泉・おおるり山荘に到着。駐車場に車を止め、外に出るとまだ9月なのに息は白く極寒だった。露天風呂は無料のままで開放されているらしく露天風呂に向かった。(内湯は500円)クラチョンは途中見たくは無いものを見てしまった様だった。湯の色は白濁の湯で露天風呂に入ったらかなり温くビックリした。湯の注ぎ口付近に入っていて体が震えた。露天に入りに来ていた二人のおじさんと語り合った。長く入っていても暖まらなかった。次は塩原温泉の共同浴場の岩の湯・不動の湯に向かった。(閉鎖中 2021年


17:30頃、路駐ポイントの駐車スペースに到着し階段を下りて、川沿いを少し歩き吊橋を渡った。岩の湯に行ってみると混んでいたので、先に不動の湯に向かった。しかし真っ暗でランタンの明かりだけで川沿いの細い道を進んだ。(左側は川が流れている)途中で山の中に入り足場は悪くさらに真っ暗だったので危険な感じがした。行くか行かないが迷ったが、探検気分で面白かったので進んでみた。不安になりながら少し歩くと、薄っすら小屋見たいのが見えて不動の湯に辿りつく事ができた。清掃協力金として箱に200円入れてから入る。



明かりはまったく脱所で着替えるのが大変だった。露天風呂は川の前に出来ていて暗くてなにも見えないが、川の流れる音に癒された。底はヌルヌルしたが温度は丁度良く、貸切状態で気持ち良かった。岩の湯も空いてきたので2つある一つの深い湯に入った。夜入る露天風呂風呂は中々いい。次は8月に泊まる予定だった近くの湯守田中屋(宿小町)に向かった。
風紀を乱す行為が絶えないため2015年に無期限の閉鎖になり残念


 20:30頃 湯守田中屋に到着。露天風呂は国道横の入口から階段を300段降りた渓流前にある。階段には外灯が付いていて明るかった。従業員の人が階段をほうきで掃除をしていて挨拶をした。途中にベンチがあり休める感じになっていた。大きめの露天風呂と下の方にコンクリートで作られた洞窟風呂があった。全体的に湯温は熱めだった。渓流沿いにあり紅葉シーズンに来れば景色は良さそうだ。暗いと景色はまったく見えなかった。帰りの登りの階段はかなりきつかった。この後は餃子好きのクラチョンの為に宇都宮に向かった。


塩原温泉・湯守田中屋


住所 栃木県那須塩原市塩原6 TEL 0287-32-3232 日帰り入浴 6:00~22:00平日7:00~22:00 土日祝日10:00~14:00 18:00~22:00 2013年 500円)(平日火・水・木限定 9:00~14:00 2014年  800円) 1,000円 泉質 硫酸塩泉(源泉掛け流し)
落石による施設損壊の為、露天風呂と日帰り入浴は休止中 2021/4 2022/2に一部再開予定

23:00頃 宇都宮に到着しマップルに載っていためんめんに入った。お腹が空いていたのでチャーハン餃子セットを頼んだ。めんめんはパリパリのハネが付いているので有名な餃子。初の宇都宮餃子で期待しすぎたせいか結構普通の餃子だった。食べなれた幸楽苑の餃子の方が美味しい感じがした。
下道の国道4号を走り千葉に2:30頃到着する。 (2006/11/18 2021)

旅の反省
一泊二日の計画を無理やり日帰りに計画したのでかなり内容の濃い一日になった。 

会計 交通費1,000円+入浴費700円+釣り代1,000円+食費1,500円=4,200円


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