一人旅 群馬旅行12 中之嶽神社3 1/2 紅葉
2023/11/17 1泊2日 走行330km (ページ5/10 ) 前のページへ
ガードレール横は凄い崖なのでスリルを楽しみながら爆走できるが、落石注意の看板があり、本当にソフトボール位の石が落ちていたので走行には注意
13:41 中之嶽神社前にある県立妙義公園第一駐車場に到着。駐車料金は無料。標高720m程の地にあり駐車場はとても広く500台程止められ第一~第四駐車場まである
県立妙義公園は妙義山を擁する広大な公園。妙義山は、デイサイト溶岩、凝灰岩、礫岩で出来ていて、今から300万年前までの火山活動で形成した溶岩体で、その後浸食され溶岩の岩体が露出したと考えられている。この険しい岩峰の尖った荒々しい山容の奇観から日本三大奇景の一つに数えられており、また国の名勝に指定され、日本百景にも選定されている。
妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭・谷急山などを合わせた総称。金洞山(1,094m)は別名中之嶽と呼ばれる
駐車場からは妙義山の絶景が眺められる。正月に来た時は大混雑していたが平日なので数台しか止まっていない
奥に土産店。今回で3回目の訪問だが営業しているのを見たことが無い
雨がまだパラパラと降っていて天候が悪い
駐車場の奥の方に「さくらの里」の入口がある
県立森林公園さくらの里は南麓の斜面47haに約45種類の約5,000本の桜が植えられ、4月上旬から5月上旬の約1か月お花見を楽しめる。
妙義山の登山マップの案内板
先ほど参拝した妙義神社と中之嶽神社は登山道で繋がっている。上級者コースでは滑落死亡事故も起きているそうだ
中之嶽神社へは駐車場から県道を挟んだ先にある。スピードが出やすい道路なので道路横断は危なく地下通路を利用した方が良い
13:47 地下道入口
中之嶽神社の大鳥居。境内には中之嶽大国神社があり、2005年には金色の日本一大きい大黒像が鎮座している
左右に狛犬
玉を転がした狛犬
小狛犬を押さえつける狛犬。色付きで謎が多い
神体の轟岩がそびえる
社務所。民家の入口みたいな所で御守りなどを販売している
社務所前に中之岳ドライブインという食堂がり食事ができる。下仁田名産のこんにゃくを使った秘伝のみそおでんが名物
日本一大きいだいこく様の像(高さ20m、重さ8.5t)。高さ20mはビル7階建てに相当する。2005年に中之嶽神社の崇敬者等が協力して日本一のだいこく様を制作し奉納した
一般的に、だいこく様の姿は小槌を持っているが、中之嶽神社のだいこく様の姿は剣を持っているという非常に持つめずらしい姿で、そのご神徳は、厄や病、悪性を祓い福を招くといわれる
鳥居をくぐり真っすぐ行くと中之嶽大国神社があり、鳥居をくぐり右側の長い石段を登った先に中之嶽神社の社殿がある。
中之嶽大国神社
中之嶽神社参道の石段。かなり急な石段で145段ある。石段の周りには巨木が何本もそびえ厳かな雰囲気
歴史を感じる狛犬。建立は享保年間頃らしい
13:52 一直線上に急勾配な長い階段が見え登るのに躊躇してしまうが意を決して一気に登る。半分位登ると急に息苦しくなってくるので手すりにつかまりながら登る。10代~30代前半なら難なく登れると思うが脳の指令と40代の体ではついて行けず、「ハァ~ハァ~ゼイゼイ」言いながら地獄ののぼり階段になる。3回目だったがまたも体力の衰えを感じる。
石段は凸凹していて平ではなくしっかり形状を見て登らないと危なく、石段を上ると、登ることに集中して無心になり修行しているみたいな感じになる。
石段を上がりきると目の前に中之嶽神社拝殿がある
中之嶽神社は妙義山の南麓に鎮座する轟岩(とどろきいわ)を神体とする巨岩信仰の神社で、轟岩に隣接して拝殿が建立されて、本殿を持たない社殿形式。轟岩へは拝殿左側から200m程登ると頂上まで登れるが、鎖場や梯子などあり危険が伴うのである程度の装備や体力が必要
拝殿前で参拝する。初めて参拝した時にお祈りしていたら急に賽銭箱の方から風も吹いていないのに「カラカラカラ~」と20秒ほど大きな音が鳴り響きビックリした。お祈りを終え目を開けても少しの間「カラカラカラ~」と鳴り続き不思議だった
今回は何もなかったかと思い後ろを振り向くとさっきまで小雨が降って天気が悪かったのに急に強い陽が差してきて驚いた・・・神様の歓迎のサインだったら嬉しい
14:02 下に戻り中之嶽大国神社に向かった。帰りは急斜面を見ながら石段を下りる事になりちょっと怖い