西日本旅行 宮崎県 高千穂 天岩戸神社 参拝
2014/10/4~12 7泊9日 走行3200キロ (ページ18/29 ) 前のページへ 2025/7更新
10:42 大分県から宮崎県の高千穂にある天岩戸神社に向かった
10:47 山間にあるのどかな田園風景
11:23 高千穂トンネルには神話の「岩戸隠れ」の功労者 芸能の女神、天鈿女命(アメノウズメ)
岩戸隠れの神話は
天照大御神(アマテラスオオミカミ)の弟の須佐之男命(スサノオノミコト)が、乱暴な振る舞いを繰り返して天照大御神を怒らせ、の天照大御神が天岩戸に隠れて世界が暗闇になったとき、芸能の女神、天鈿女命(アメノウズメ)が全裸になり力強くセクシーな踊りをして八百万の神々を大笑いさせ、天照大御神が気になって戸を少し開けた所を天手力男神が天岩戸を引き出し再び世界に光が戻った話
天岩戸神社西本宮駐車場(第一駐車場)。無料で止められる
2024年4月から西本宮駐車場(第一駐車場)が有料になり駐車料金は、一回の駐車につき500円。東本宮駐車場(第二駐車場)と(第三駐車場)は今まで通り無料
外国人の観光客が結構いた。駐車場にはトイレあり
アマテラスが二度と岩戸の中に閉じこもらないようにぶん投げた岩戸の扉は、長野県の戸隠山に落ちたという伝説があり、戸隠山にある戸隠神社の主祭神は天手力男命
東本宮 天岩戸 天安河原への場所がわかる
顔が適当
摂社末社
手水舎
手水舎で身を清める。作法は手水舎の前で軽く一礼し、右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清め、次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流し(少し残す)、最後に残った水で柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置き、最後に軽く一礼する
天岩戸神社の創建は不詳で、812年に大神惟基によって社殿が再建されたと伝えられている。岩戸川を挟んで西本宮と東本宮があり、昭和45年に天磐戸神社(西本宮)と氏神社(東本宮)が合併し、天岩戸神社となった。主祭神は西本宮が大日大日霎尊(オオヒルメノミコト 天照大神の別名)で東本宮は天照皇大神(アマテラススメオオミカミ 天照大神の別名で皇祖神を表す)
古事記・日本書紀に記される天岩戸神話を伝える神社で、神話の中で天照皇大神が御隠れになった天岩戸を御神体としてお祀りしている。天岩戸は西本宮拝殿裏の谷を挟んだ反対の崖の中腹にあり、西本宮拝殿の裏側に天岩戸遥拝所があり、授与所で受付をすれば案内してくれる。(受付時間8:30~16:30 所要時間20分)
天岩戸神社 拝殿
西本宮は本殿を持たない特有の造りで、1986年に造営された
拝殿に進み二礼二拍手一礼で参拝する。拝殿中央を避け、軽く一礼してからお賽銭を手のひらから滑らすように静かに入れ、腰から深く二礼し、胸の前で手を合せ二拍手し、自分の名前と住んでいる住所をお伝えし、神様への日頃の感謝をお祈りし、お願い事があればお祈りし、腰から深く一礼し、最後に軽く一礼する
お祈りする際は健康でいられる事や小さな事でも良い事があった事を感謝する。感謝の言葉をお祈りした後に、お願い事があればお祈りする。神様は自分の努力なしでは願いを聞いてくれなく、欲の強い願いも却下され、「これから願いがかなう様に精一杯努力しますからお力をお貸し下さい」と言う様な誓いを伝える。おみくじを引く場合はお祈りの時におみくじを引きますので私にお言葉を下さいとお伝えすると良いそうだ
拝殿右側にある御神木の招霊(おがたま)の木。天岩戸神話で天照大神が天岩戸に御隠れになった際に天鈿女命(アメノウズメ)がこの招霊の木の枝を手に、エッチな舞を踊り八百萬神(たくさんの神々)が大笑いし、気になった天照大神が岩戸から顔をのぞかせた時、手力男命が扉を開いて天照大神を引き出しそれにより世界に明るさが戻った
拝殿左側にある古代銀杏(こだいいちょう)。古代銀杏は長野県諏訪と2ヶ所しかないと言われ特異な葉をしてるそうだ
古代銀杏の後ろにある神楽殿。明治時代造営の旧社殿の一部を神楽殿として移築保存している。神楽殿の柱には、「神楽殿」と「天野安河原遥拝所」と書かれた札がかけられていた
神楽殿の彫刻が見事だった
拝殿の左右には、天岩戸遥拝所への扉があり、授与所で受付をすれば案内してくれる。(受付時間8:30~16:30 所要時間20分)度々マイクをつけた神職の方が数名連れて説明しながら案内していた
天岩戸遥拝所へ行く前に拝殿右にある社で祓串を手に取り参拝者を祓い清めてから天岩戸遥拝所へ入っていった。天岩戸遥拝所は神聖な場所の様で写真撮影は禁止らしい
11:55 参拝を終え次は西本殿から徒歩10分程の場所にある天安河原に向かう