群馬旅行2 野湯・湯の泉 尻焼温泉2

 2004/8/13 日帰り 走行400k 

本来は一泊二日で塩原温泉(宿小町)に一泊する予定だったが、クラチョンの仕事の都合で休みがズレ、ガッチャの休みとは会わなくなってしまったが、せっかくなのでどっか他の所に行こうと言う話になり、前行って良かった群馬旅行尻焼温泉と、前から気になっていた野湯の四万温泉・湯の泉(閉鎖)に3人で行くことが急遽決まった。(前日の飲み会中の思いつきで・・・1:00迄飲んでいた。) 

8:00集合し千葉を出発した。御盆真っ只中で関越道がすでに大渋滞だった。なんか渋滞で高速乗るのもったいない気がしたし、下道の方が面白そうな気がしたので一般道で行く事にした。埼玉県の国道17号に入ると渋滞は凄くほとんど車は進まなかった。耐えられなかったので思い切って埼玉の桶川市辺りで国道を出て細い道に左折してみた。地元の人しか走らなそうな迷路みたいな住宅街や畑などを過ぎ思いっきり迷子になってしまった・・・。カーナビが無いので「マップル」の広域地図では乗っていない道なので国道に戻るのは大変だったが、何とか熊谷市辺りでまた国道17号に合流できた。(我慢して国道に乗っていた方が早かった・・・)あいかわらず国道17号は進まないし熊谷市は暑かった。

12:00頃 疲れたしお腹が空いたのでマクドナルドで買って食べた。走ったり止ったりの時速20k走行が結構しんどかった。また耐えられなくなったので群馬県伊勢崎市を過ぎた辺りの県道74号に右折した。そこから県道34号に左折すると群馬県渋川市に出れるので曲がった。ちょっと山道だったが時速50k出せて快適だった。渋川市に着き、ジンケがお約束の「鹿のキーホルダー買いに榛名山行こうよ~」と言い出したが、何とかなだめた。中之条町を過ぎ国道353号を進んだ。


16:00四万温泉に到着した。千葉から8時間も掛かってしまった・・・。思ったより小さい温泉街の感じがした。目的はここではなくさらに奥で、四万ダムに向かった。目印の赤沢橋を見つけ車を止める。2台ほど他に止っていた。いきなりハッチーや虻が襲ってきたので、車のドアを急いで閉めた。

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入口に進むとゲートがあり、熊注意など立入り禁止になっていた。山道を5分ほど進むと下を流れる川沿いに源泉小屋らしき建物が見え下に下りていった。



熊が出るような秘境な場所なのに湯の泉にはおじさんが3人入っていたり、観光客らしき子連れのファミリーが湯の泉の下の川で遊んでいてカオスだった。湯の泉は着替える場所は無く、ファミリーがいて着替えずらく、とりあえず下の川で遊んだ。


下の岩からも湯が噴出していて面白かった。湯の泉は 四万ダム工事の地質調査の最中に偶然見つかった温泉で、石をコンクリートで固めた露天風呂があり渓流を眺めながら無料で入浴できる。(2004年12月閉鎖)


湯の泉の下には湯船から流れた湯が打たせ湯の様にブルーシートに溜まり、下でも入れるようになっていた。(上の湯船の湯だが・・・)しかし手で温度を探るとかなり温く、砂やゴミが溜まっていて入れる状況ではなかった。

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上の湯船も空いてきたので入った。温度は丁度良かったが、ハッチーと虻が容赦なく襲ってきた。奥に入っていたおじさんは慣れているらしくハエたたきを持っていて起用にパシパシ倒して湯船が虫の死骸だらけだった・・・。景色は良かったが虫が襲ってきたり、底はぬるぬる間がありちょと不快でまり落ち着くいて入る事は出来なかった。

17:00頃出発した。ここから日本ロマンティック街道を走り、暮坂峠を過ぎ近道をして尻焼温泉に向かった。 長笹沢川の川底から湧出する尻焼温泉は、全国的にも珍しい川そのものが温泉の大露天風呂で川がせき止められ、30m四方もある露天風呂が作られている。その昔、痔の治療に効果があったことから名付けられた。自然の中の温泉なので、無料で入る事ができる。水着があると川遊びができる。

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18:00頃 尻焼温泉に到着した。無料の駐車場あり。これで2回目の訪問。辺りはもう真っ暗になっていて車で水着に着替え尻焼温泉に向かった。早速入るがやっぱり手前側は熱かった。前回3月にきた時は底はぬるぬるだったのに、夏の時期はは砂利を敷いたのか落ち葉が無くなった為か足元が滑らなくなっていた。尻焼温泉はやっぱり何度きても気持ちよく、この景色と開放感で今日の疲れも忘れられた。無料で入れるのも素晴らしい。

車に戻るとハプニングが起きた。車の鍵がない・・・。かなり焦ったがクラチョンは冷静だった。でも5分位で鍵をしまった所を思い出し見つかった。ちょっとしたスリルを味わえた・・・。

20:00頃帰り道の長野原町(長野原草津口駅近辺)で楽しげな祭りの音が聞こえて、探してみると神社でお祭りがやっていた。車を止め神社に入った。小さい神社に町の人達がたくさん居た。露店があり町の人達で運営している感じで、みんなビールを飲み、酔っ払いながら販売していた。みんな顔を真っ赤にして泥酔している様だった。値段も格安で焼きそば(200円)をとりあえず食べた。喉が渇きラムネも飲んだ。(50円)フランクフルト屋のおやじが酔っ払って気分が良くなったのか本当は100円だったが無料で配り出していた。豪快に地面で炭を起こし、竹串に見たことのない30センチ位の巨大なニジマスを刺し炙っていて食べた。(200円)川魚でここで食べたのが一番美味しく感じた。今度は「20歳過ぎてる?」と聞かれ「飲め飲め」とビールを2杯ほど無料でもらった。運転はジンケに任せた。またニジマスコーナーを通りかかったらクラチョンが気に入られニジマスを無料でもらっていた。店のおじさんに「また帰って来いよ~!」と言われ、地元っ子と間違われた。奥では盆踊りが行われていて賑やかだった。千葉の地元の祭りだと利益重視な冷たい感じだが、ここの祭りは利益ではなく、なんか祭りが一体化していて本当にみんなが楽しんでいる感じで温かく癒され時間を忘れた。こんな人情に普段触れることは無いので、なんか違う胃世界に居る感じだった。また来たい・・・。

21:00頃 惜しみながら出発し、また地獄の国道17号を使い下道で千葉に帰る。帰りは4時間掛かった・・・。 

  旅の反省

お盆の帰省の時期の道路状況をなめ過ぎていた。移動に14時間で滞在時間は3時間だった。でもそのお陰でこの祭りに出会えたので良かった。こんな人情に触れたのは初めてだった。自然にみんな仲間に感じた。また機会があれば同じ時期にまた来たい。 (2006/10/16)

会計 交通費1,000円+食費1,000円=2,000円。

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