栃木旅行5 塩原温泉 岩の湯3
2005/1/1 日帰り 走行400k
2004年大晦日、温泉部で忘年会をしたが色々あり、なんか充実した感じがしなく誰かが冗談で「温泉に行こう~!」と言い出し、車の後ろで寝ているガッチャをそのまま拉致して、栃木県の塩原温泉にある岩の湯・不動の湯(閉鎖)に入って、当時流行っていた「ダイナマイト四国」のキメポーズの「シッコク!、シッコク!」をやりに行く事が急遽決まった。年越しのカウントダウンを車のラジオで聞き、かるく盛り上がり栃木に向けて走った。夜中だし片道200k位しかないから3時間位で着くと思った。千葉県野田市の県道を走っていると、前日の大雪が残っていてなんか不安だった。不安は的中し、道路は雪が凍結してハンドルが取られ、まっすぐ走れなくなってきた。(まだ千葉県なのに)MRワゴンはノーマルタイヤで危険だった。走れば走る程、道は悪化していった・・・。危険で時速30k程しか出せなかった。地元はみぞれ雪程しか降っていなかったのに・・・。
国道4号に入れば道も広いし凍結は大丈夫と思っていたら大間違いだった。橋は冷えるらしく凍結状態が一番ひどかった。凍結した道路は思ったように真っすぐに走れない。ハンドルをしっかり握り、ブレーキはなるべく踏まないように慎重に運転した。途中反対車線で2台のスリップしてひっくり帰った車を見た。その内の一台のセダンの車が八つ墓村のスケキヨみたいに、地面に突き刺さるかのように縦に頭から立っていた・・・。正月そうそう大変だ。「ダイナマイト四っ国」所の話ではなくなってきてさらに運転が慎重になった。途中コンビニに寄り、雪が解けるまで仮眠をとる事になったが、エアコンをつけるとうるさく消すと寒いし、体勢が悪く体中が痛くなり、軽自動車に4人で寝るのは無理だった。ゆっくりでも進む事にした。しばらく走ると途中でまったく前に進めなくなった。坂道で止まりたくなかった。外に出て原因を見に行こうと思ったら道路が氷でいきなり滑り、スニーカーでは歩けなくアイスバーン初体験だった。途中警察が通り抜け、事故だったのか、30分以上進めなかった。なんとか塩原温泉街に入ったが山の中なので雪はさらに凄く積もっていた。でも陽射しも出てきていくらか道路の雪も解けてきた様だ。
8:00 何とか岩の湯・不動の湯の近くまで無事に着く事が出来た。千葉から8時間もかかった。雪の中ノーマルタイヤで塩原温泉の山道を走りよく来れたと思う。元旦だし路駐ポイントには1台も止まっていなかった。入口の階段には雪が積もっていて滑り台状態だった。(写真右上)クラチョンは手摺を使わずお尻から滑り台の様に滑って下りていた。
遊歩道の上にでっかいツララができていて危険だった。雪は湿気がなくサラサラだった。少し歩くと、吊橋と岩の湯が見えてきた。
岩の湯前にあるから流れて出来た小さい露天風呂がまだあった。
3回目の訪問。湯温も丁度良く雪景色を見ながらの入浴は中々できないので最高だった。やっぱり苦労して入る温泉は格別だった?。
岩の湯から流れ出した湯が流れ下の岩のくぼみに溜まり3つ目の小さな湯船があり、みんなで入った。ここは掃除をしない為か、温泉成分が溜まりかなりヌルヌルで滑る。温泉成分でタオルが茶色に変色してしまう。川の水はやっぱり冷たかった。不動の湯は雪道を歩かないと行けないのでもう温まったしまた今度に。後は元旦なので初詣をしに、那須にある那須温泉神社に向かった。
風紀を乱す行為が絶えないため2015年に無期限の閉鎖になり残念