千葉旅行4~5 勝浦漁港1~2 堤防釣り

2006/11/21 日帰り 走行200k

クラチョンが釣り部を発足し20日に釣りに行く事が決まった。本来は千葉県鴨川市太海にある、海の釣堀「太海フラワーセンター」(釣った魚は全部買取 一匹1500円~7000円)に行って釣った魚を調理士免許のある友人のハットンに調理してもらうはずだったが、雨で中止になり21日に変更になった。しかし友人ハットンは21日に予定があるらしく、高級魚を釣っても困ってしまうので、気軽に遊び感覚で安い竿を買って海釣りをする事になり、近くの釣具屋「上州屋」に向った。
竿の激安コーナーに向かい、見てみるとあまりにも安っぽくかっこ悪かった。始めるならやっぱり形から入ろうと、20分位悩みガッチャは7,000円、自分は6,000円、クラチョンは5,000円の竿を買った。まったくの初心者なので店員さんに助言をもらい色々買った。アジ狙いなので、アジの仕掛けを買った。なんかいろいろサイズがあり無難に間をとってMサイズの仕掛けにしてみた。 クラチョンが店員さんに、ここの近くで釣れる場所を聞き、千葉の勝浦が良いと聞き勝浦漁港に行く事にした。予定より高い竿を買い、気合が入り予定より早めの7:00集合になった。


7:00 集合しクラチョンの愛車レガシーで京葉高速道路に乗り、市原ICで降りる。朝の通勤時間で渋滞にはまり中々進まなかった。大多喜街道(国道297号)に入り勝浦に向う。良い道で車はほとんど走っていなく快適だった。途中コンビニに寄り、昼食を買った。


10:00 勝浦漁港の目の前にある、「勝浦市公民館の公営駐車場」に車を止めた。ここは17時まで無料で車を止められる。漁港の前には公衆トイレが完備されていて便利だった。
 

漁港にはアジの開きや、イカが干してあった。釣り客は2人しか居なかった。写真右上の左が市場側で右が堤防側。ライトがあり夜釣りも出来そうだ。


海は青く綺麗だった。堤防側に向かい早速竿を組み立て、仕掛けの「ボウズのがれ」に期待して釣り始めた。目の前には小さめな魚の魚群が良く見えた。 しかし10分程立つと竿にまったく反応が無いのでみんな飽き始めた。座りだし昼食を食べ始めた。ガッチャは投げ釣りを始めだし、強靭な肉体で遠投しすぎたため、大事な仕掛けの「こませ網」が飛んでいってしまった。ガッチャは「釣り部は今日で終わりだね~」と言っていた。わんぱくなガッチャには退屈な釣りは合わなかったのかもしれない・・・。


11:00頃 自分が竿を上げてみると、なんか小さいのが一匹くっついていた。まったく引きは無かった・・・。なんの魚か解らず、クラチョンは「たぶんサヨリだよ~」と言っていた。自分は「キス」だと思ってクーラーボックスに確保した。なんかみんな釣れる事が解ると、やる気を出し立ちながら真剣に釣り始めた。
しばらくすると車椅子に乗った「ブラザー・トム」似のオヤジが現れ、何か釣れたの?と聞かれ自信満々に「キス」が釣れたと言って見てもらったら「こんなのキスじゃないよ!千葉に住んでいてキスも知らないの~!」等20分に渡り馬鹿にされ続けへこんだ。釣った魚は「トウゴロウイワシ」と言うらしく鱗が硬くてあまりこっちでは食べない魚らしい。(「ボラ」の仲間らしく背びれが二つに分かれている。イワシと似ているが背びれで見分けるらしい。)しかしブラザー・トムから勝浦漁港の情報を色々教えてもらい勉強になった。仕掛けや餌や時間帯がまずいらしい。(針や餌がでかすぎた。アジ釣りにはSSサイズらしい)時間帯では今日の朝の3:00~6:00が入れ食い状態だったらしい。後は16:00辺りから釣れるらしい。ガッチャはトムが着ていたセンスのある「勝浦」とプリントしたT シャツが気になり欲しそうだった。毎年6月に「勝浦カツオ祭り」があるらしく来いと言っていた。毎年カツオを買いに3万人の人が集まるらしい。ガッチャが何人くらい集まるか聞かれ、500人位と応えたら怒られた。場所も悪いらしく移動してみた。


魚は角に集まるらしく角近くで釣りはじめた。(空いていなかった) 
12:30 ガッチャはなんか小さい魚を釣った。良く見るとフグだった。


フグを掴むとプックリふくれて面白かった。ずっとはふくれられないらしく、繰り返していた。この後まったく反応が無かったので市場側に場所を移動した。ガッチャはまたなんか釣り、変な貝を釣った。なんか動いていて気持ち悪かったのでガッチャは海にポイしていた。市場側は気お付けないと底に針が良く引っかかるので、気お付けないといけない。(みんなひかかって仕掛けが無くなった)写真右上はトウゴロウイワシ。


また反応が無くなりガッチャは黄昏始めた。クラチョンも「竿なんか置いておいても大丈夫なんだよ~」と置いていた。
14:30 しかし急にクラチョンの竿がしなり、「あ゛ぁ~!」と慌てながら竿を持ち、リールを巻いてなんかアジっぽいのが釣れていた。地元の人に聞いてみると念願のアジだった。大きさもここでは大きい方らしかった。アジが釣れる事を知りまたみんなやる気を出し、真剣に釣り始めた。


15:00 釣れる時間帯に近づいて来ると、釣り人達や猫達が集まり始めた。


鷲?鷹?も集まってきた。
16:00 ガッチャが連続で釣れ始め、トウゴロウイワシと、毒魚の「ハオコゼ」を2匹釣った。「ハオコゼ」は背びれ等に毒があるらしく、刺されると3時間ぐらい結構痛むらしい。触れないので針を取るのに困っていたら、パワフルなおばちゃんが現れ素手で取ってくれた。何回も釣って慣れていたらしい。もう一匹はガッチャは男らしく、踏みつけてハサミを使い取った。この魚は釣るとかなりへこんで恐怖だ。


 16:00を過ぎるとさらに釣り人は増え、身動きが取りづらかった。しかも自分達の両サイドでどんどんアジが釣れていてあせってきた。でもベテランの仕掛けに勝てるわけが無く、挟まれては釣れるはずが無かった。みんな「こませカゴ」と言うのを使い、なんか細かい赤っぽい「こませ」を入れておびき寄せている様だった。夜用に光るグッズも使っているみたいだ。今回はあきらめ出直す事に。17:00撤収する。
今日の釣果は3人でアジ1匹、トウゴロウイワシ2匹、フグ1匹、ハオコゼ2匹だった。初めてだからまずまずなのかな・・・?ガッチャがトップで4匹釣った。(毒魚×3とトウゴロウイワシ)とりあえず次が決まり、廃部は辛うじて免れた。


 お腹が空いたので近くの国道沿いにあった、食事処「朴亭」に入った。店に入ると無愛想な漁師っぽいご主人が現れた。ガッチャは当店お薦めメニューの「あれ!」(写真左上 500円)が気になり頼んだ。ガッチャが「あれ!」とは何かご主人に聞いてみると「あれ!はあれ!」と言い返された・・・。ガッチャは豪華に2,000円する磯定食の竹を頼んだ。(写真右上)

クラチョンは刺身定食(1,600円)を頼み、自分は海鮮丼定食(1,300円)を頼んだ。まず「あれ!」を食べてみると、マグロの煮付け?やイワシの角煮?の様な感じでご飯が良く進みそうな味でマヨネーズが良く合った。刺身は地魚らしく美味しかった。ガッチャは巨大サザエに苦しんでいた。


磯料理 朴亭

住所 千葉県勝浦市串浜1248-3 TEL 0470-73-5665 営業時間 11:30~20:00 定休日 木曜日 駐車場有


18:40 下道を使い温泉か健康ランドを探しながら帰ったが、特に無く地元の船橋市にあるららぽーとの湯(閉鎖)に入った。

20:20 ららぽーとの湯に入り、いろんな湯があり面白かった。湯から上がり休憩所で休んでいると、張り紙があり平成19年3月末日で営業終了するらしい。最初で最後の湯になりそうだった。

22:00頃 帰宅する。 (2006/11/21) 2021年



2006/12/2 日帰り 走行200k

釣り部の存亡を賭け、第2回目が企画された。第1回で地元の人に、朝の3:00位はアジが入れ食い状態だった事を聞き、夜釣りに行く事にした。しかし出発1時間前にガッチャに用事が出来、欠席が決まった。クラチョンと自分は行く気満々だったので、二人で勝浦漁港に出発する事になった。


12/01 23:00 集合し出発した。夜なので高速を使わず下道で進む。土曜日のせいなのか、夜中なのに交通量は多かった。ガッチャからは「グッドラック!」と激励のメールが届いた。0:00過ぎ蘇我辺りに着き、お腹が空いたし休憩がてらに、ラーメンでも食べようと探した。しかし良さそうな所はなく?大多喜街道に入ってすぐに「どさんこラーメン」があり、クラチョンが妥協しようとしたが、名前がなんかぱっとしなかったので、先を探す事にした。しかし先に進むと真っ暗な道ばかりでまったく無かった。途中クラチョンの愛車「レガシー」と「インプレッサ」で大多喜街道バトルをしていた。店は無く途中にあったのは「ガスト」と怪しいラーメン屋「とん太」だった。勝浦まで行けば何かあると思い先に進む。
1:30 勝浦市に頃着き辺りを20分程捜索したが、あったのはコンビニと「すかいらーく」と不気味な「官軍塚」だけだった。しかも勝浦漁港近辺は道が細く山道があったり捜索するのは大変だった。「どさんこラーメン」か「とん太」で妥協するべきだった。「すかいらーく」で妥協し、中に入ろうとしたらなんか中が暗かった。営業時間を見てみると2:00迄だった。あきらめてコンビニでカップラーメンとお菓子を買った。コンビニの裏で食べた。外は物凄く寒く、暖かいスープがありがたかった。途中警察がコンビニに来たので、不審者に思われ職務質問されるかと思い焦った。お腹も満たされ勝浦漁港に向う。
2:30 勝浦漁港に到着して勝浦公民館の中にある公共無料駐車場に向った。しかし朝早すぎた為、鎖で封鎖されていたので路駐した。  


外は物凄く寒く温度は2℃だった。勝浦漁港に行ってみると、人がもっといるかと思ったら数人しかいなかった。場所を確保し早速準備をする。辺りが暗いと準備するのは大変だった。クラチョンが自分のリールを見た時、奇声を上げた。家でリールの手入れをしていて持ってくるのを忘れたらしい・・・。かなり寒くなった。自分のリールから糸を切って竿に結びつけて、仕掛けを付け釣る事に。しかし水深が解らず糸が短い様だった。

5分程でなんかまったく釣れる気配が無くお菓子を食べ始めた。釣れる時間帯の3:00を過ぎてもまったく変わらなかった。隣にいた人も連れていない様だった。ガッチャを無理やり連れてこなくて良かった。この時期はとても寒くかなりな厚着で来たのにまったく効かなかった。地面のコンクリートも凄く冷えていて冷たかった。特に盛り上がる話も無く辺りは冷え切っていた。星空がとても良く見えて綺麗だった。

3:15 あまりの寒さに耐えられなくなってきて、帰り話が出てきた。

3:20 冗談ではなくなってきて帰る事にした。滞在時間は1時間も居なかった。

釣り部は冬季休業になりそうだ。でも欠席のガッチャはお金をかけてグッズを一杯買ってしまったので第3回は昼間釣れる場所がいい・・・。 (2006/12/2) 2021年

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