一人旅 群馬旅行9 老神温泉 ホテル山口屋 宿泊1/3 客室 夕食

2023/5/13  1泊2日 走行380km (ページ6/9 1道の駅 田園プラザかわば 2~4花寺 吉祥寺 5赤城神社 6~8ホテル山口屋 9道の駅) 前のページへ


14:45 老神温泉 ホテル山口屋に戻る。隣には伊東園ホテルグループの伊東園ホテル老神山楽荘がある。


駐車場は宿の前にある。隣にお土産店があった。廃墟が目につき寂れ感がある。土曜日で大蛇祭り当日なのに温泉街は閑散としていていた。自然豊かで閑静な温泉街は秘境感があり自分は好き。箱根温泉街は若者だらけでうるさくて落ち着かない。


老神温泉は利根町老神・利根町穴原・利根町大楊にまたがり、片品川が作った深い渓谷に沿って温泉街が広がっている。1935年に古くから皮膚病に効く湯治場として知られ、老神温泉・穴原温泉・大楊温泉の旅館が組合を結成し、「老神温泉郷」と命名。1959年には薗原ダムの建設に伴い、4軒が対岸の高台に移転し、1軒が取り壊しに遭った。
宿泊施設は明治時代初期に1軒・浴場1であったものが、昭和初期になると十数軒、最盛期の1983年には22軒を数えたが現在は13軒残っている。


宿前にある駐車場は10台止められる。宿のHPには50台止められるとあったので、近くの市営の駐車場を案内されそう。ホテル山口屋の客室数は24室。


建物は鉄筋コンクリート造りの6階建て。
館内に入りチェックインする。対応するのはとてもフレンドリーな宿のご主人。嫌な感じは無く田舎にいるおじいちゃんが孫を迎えてくれる感じ。不思議と数分で打ち解けてしまう。親切に宿の説明や老神温泉の話をしてくれおもてなし感を感じる。お年を召しているのに滞在中とても機敏に動いていて驚いた。


夕食付プランを予約していて、夕食時のドリンクをチェックイン時に効かれ珍しい。


ロビー。靴は脱ぎスリッパに履き替える。
今日は大蛇祭りで、もうすぐ(15時頃)に子供みこし渡御がホテル山口屋にやってくるそうだ。大蛇を担ぐ本神輿の若衆蛇神輿渡御 は19:00頃にホテル山口屋にやってきて館内にも入り込みロビーラウンジでとぐろを巻くそうで見学を勧められた。振る舞い酒があり見学者も無料で飲めるそうだ。コロナ前までは担ぎ手たちが大きな杯で振る舞い酒を回し飲んでいたが今回は紙コップで振舞うそうだ。
せっかくの機会なのでタダ酒を飲めそうで参加したいが仕事後に不眠で来ているので眠すぎて体調不足っで参加できる自信はこの時点で半々だった。元気だったら参加してみよう


チェックアウトが終わると、フロント前にある浴衣コーナーに案内され浴衣を選び客室に持っていく。右に郷土品のみのお土産コーナー。左に無料で飲めるコーヒーも勧められた。


自由に利用できる電子レンジがあったが電源も抜かれ、フロント前にあり気軽に使えない。夜には消灯されていて真っ暗で利用しずらい。


2階にある自動販売機。ビールは350缶で350円・発泡酒・チューハイ300円。ソフトドリンクは150円~。


宿泊するスタンダード8畳の客室は2階の203号室でフロントは2階に位置しエレベータは乗らずに済む。食事処を過ぎ、少し階段を上がり、奥まで少し歩く。


突き当りまで歩くと左が203号室で、右側の扉がフロントに直結する連絡通路になっていて機能的だった。


203号室の踏込。左に冷蔵庫・右は押入れで布団や座椅子が収納されていた。


冷蔵庫。使用する際はコンセントをさして利用する。


冷蔵庫の上にグラス・栓抜きあり。冷蔵庫の上に温度調整のダイヤルとコンセントがあり面白い造り。


冷蔵庫は昔ながらの旧式で氷を作る場所はあった。


昔ながらのミニバーを解放した感じで冷蔵の収納量は少ない。


スタンダード8畳の客室。歴史を少し感じ、こじんまりとしているが1~2人の宿泊なら移動が楽で丁度よく掃除も良くされていて快適。


布団は先に敷いてあった。敷布団が薄く寝心地はちょっと微妙。


昔懐かしの黒電話。


暖房器具・電気ポット・エアコン・テレビあり。


テレビはちょっと小さめ。


茶菓子とお茶セット。客室は禁煙。


お茶セット。ティーパックは使いやすい。


老神温泉の朝市の案内。4月20日~11月20日の6:00~7:30に毎日開催される。



クローゼットと金庫。


金庫は客室のカギについたプラスチックの鍵をあてがうと開けられ変わっていた。


金庫の上にはバスタオル・半纏・帯・ハンドタオルと歯ブラシ。


歯ブラシは昔ながらでクオリティは低い。


奥に洗面台とトイレがある。


洗面台。


トイレはウォシュレット無し。宿のご主人は高齢で設備投資する感じはなさそう。


開口部。広縁は無く昔ながらの窓と網戸がある。5月でも虫が結構飛んでいるのであまり開けない方が良い。


窓からの景色。下には川が流れせせらぎの音色とホトトギスの「ホ~ホケキョッ」と自然豊かで癒される。窓を開けるとせせらぎの音が心地よいが網戸をしていても虫が入ってくるので開けられない。老神温泉は山中にあり肌寒く感じる程涼しかった。
15:15 大浴場に向かった。  7ページへ


15:50 客室に戻りビールを飲んだ後、夕食の時間まで布団でゴロゴロする。素泊まりが良かったが予約時に夕食付か朝食付きプランしかなかった。
18:00 夕食の時間になりフロントと同じ2階にある食事処に向かった。


食事処は座敷の宴会場に仕切りの衝立があり他のお客さんとも距離が離れ一人でも食べやすい。ただ入口近くで仲居さん二人の気配を常に感じ少し落ち着かない。他のお客さんは年配の方が多い。外国人の御一行もいた。


おしながき。


着席するとベテランそうな仲居さんが固形燃料グルメに着火してくれてる。イワナの塩焼きは焼きたてを運んできてくれる。「ご飯先におもちしましょうか?」と聞かれお願いした。
ご飯は老神産で、無くなると仲居さんにおかわりを聞かれお願いすればお替りできる。
チェックイン時にレモンサワーを注文していたので運ばれてきた。アルコールはかなり低く少しがっかりした。


酒菜。右から蒟蒻白和え・稚魚鮎甘露煮・梅海月・松風。


御凌ぎ。こんにゃくソーメン。蒟蒻ソーメンは微妙だったが山菜のわらび?や姫竹?が美味しい。


御刺身。武尊サーモン(川塲産)・手のし蒟蒻・くみあげ湯葉(沼田産)。過去に食べた群馬県サーモンブランドの姫鱒やギンヒカリは凄く美味しかったが、武尊サーモンは普通に美味しい感じ。刺身こんにゃくと湯葉はクオリティは低くスーパーで買えるものの方が美味しい。


台の物。義民鍋(すいとん入りみそ仕立て)。義民鍋とは山口屋代々歴史料理 で、その昔に圧政に苦しむ周辺の村民たちを救おうと立ち上がったホテル山口屋の先祖、山口六郎右衛門の功績を後世に伝えるため、当時の料理を現代風にアレンジした料理。きのこ・すいとん・旬の野菜など地元の幸をふんだんに盛り込んだ、味噌仕立ての鍋。


つみれ・すいとん・しめじ・えのき・しゅんぎく・白菜・蒟蒻等入っている。味付けはとても薄く、美味しそうだったつくねも味が薄く旨味が無くはっきりいって不味い。他の食材も味が薄く美味しくない。すいとんも味が薄いので美味しくなくお腹いっぱいになるだけで苦痛だった。


郷土料理を推すのは良いが美味しくない料理をメイン料理にするのは疑問を感じた。これではリピーターが付かなそう。宿のご主人が御年配の方で、自分の代で宿を終える様な感じで、ご年配の方向けに営業している感じだったのが残念。


焼魚。岩魚の塩焼き。小ぶりでちょっと美味しい。


中皿代り。群馬県産もち豚味噌漬けの陶板焼き。肉は柔らかく家庭的な味。


豚肉の下には厚切りポテト・タマネギ・マイタケ・ししとう・パプリカ。陶板焼きにフライドポテトが入り少し疑問に感じた。


止肴。スモークサーモン・ままかり甘酢漬け。ままかり・スモークサーモン・ミョウガ・キュウリ・モズクの酢の物。ミョウガやスモークサーモンが美味しかった。


香の物。野沢菜漬け・小谷漬。さっぱりして美味しい。


甘味。メロン・オレンジ・パイン。どれも熟していてとても美味しかった。
料理は感動するほどの料理は無かったが義民鍋以外は美味しく食べれる。他のお客さんの声が漏れてきて、「これ美味しい~」と聞こえていたので評価は分かれそう。
18:49 食事を終え部屋に戻り大浴場に向かった。

老神温泉 ホテル山口屋

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