西日本旅行 出雲 須佐神社 参拝

2014/10/4~12 7泊9日 走行3200キロ (ページ5/29 ) 前のページへ   2025/5更新


二日目  2014/10/5(日)
12:00 須佐神社駐車場に到着。出雲大社から車で40分程かかった。車がないとアクセスが不便な場所にあり、バスだと出雲市駅から乗り須佐で降りてタクシーを使い3km走る。観光するならレンタカーの方がいいかもしれない


駐車場は広めで隣には出雲須佐温泉ゆかり館があった。入浴料は510円で宿泊も出来るそうだ


駐車場を出て細い道を進む


橋を渡った先の左に須佐神社があり右には天照大神を祀る天照社がある
 


須佐神社の前には看板があり、車馬を乗入れする事、竹木を切り折る事、魚鳥をとる事、球戯石投げ等を禁止していた


 12:04 石鳥居があり、鳥居から先は神様の神域なので、鳥居の前で一礼してからくぐる
右にある小屋には「杵つき餅 須佐屋」ののぼりがあり、須佐大宮もちの会の方々が、今日出雲大社で行われた、高円宮家の次女典子さまと、出雲大社権宮司の千家国麿さんの結婚式を祝して大福餅(6個500円)やお赤飯を販売していた。須佐神社の主祭神のスサノオノミコトは出雲大社の主祭神の大国主(オオクニヌシ)とは子や6世の孫と伝えられ縁がある



手水舎があり身を清める。手水舎の前で軽く一礼し、右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清め、次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流し(少し残す)、最後に残った水で柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置き、最後に軽く一礼する


隣にはなぞのカメの形をした石亀があった



参道の真ん中は「正中」と言い神様のエネルギーが通る場所なので端を歩く


参道を進むと随神門があり豊磐間戸神と櫛磐間戸神を祀っている




東末社・西末社 では天忍穂耳命、天穂日命、天津彦根命、活津彦根命、熊野樟日命、市杵嶋姫命、田心姫命、湍津姫命を祀っている


主祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)で妻の稲田比売命と稲田比売命の両親の足摩槌命・手摩槌命を配祀している。創建は不詳で、713年に編纂された出雲国風土記によると、須佐之男命が諸国を開拓した後に須佐の地に来て最後の開拓をし、「この国は良い国だから、自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」と「須佐」と命名し、自らの御魂を鎮めたとの記述がある


12:08 拝殿に進み二礼二拍手一礼で参拝する。拝殿には小さいながらもしめ縄があった。参道と同じように中央は神様の通る道なので中央を避け、軽く一礼してからお賽銭を手のひらから滑らすように静かに入れ、鈴があれば鳴らし、腰から深く二礼(90度)し、胸の前で手を合せ(右手の方を少し下にずらし 少し手を膨らませ良い音を出す)二拍手し、自分の名前と住んでいる住所をお伝えし、神様への日頃の感謝をお祈りし、お願い事があればお祈りし、腰から深く一礼し、最後に軽く一礼する


お祈りする際は健康でいられる事や小さな事でも良い事があった事を感謝する。感謝の言葉をお祈りした後に、お願い事があればお祈りする。神様は自分の努力なしでは願いを聞いてくれなく、欲の強い願いも却下され、「これから願いがかなう様に精一杯努力しますからお力をお貸し下さい」と言う様な誓いを伝える。おみくじを引く場合はお祈りの時におみくじを引きますので私にお言葉を下さいとお伝えすると良いそうだ


神楽殿


 
全国には京都の八坂神社や埼玉の大宮氷川神社等、スサノオノミコトゆかりの神社が数多くあるが、須佐神社には唯一スサノオノミコトの御魂を祀っているそうだ。スサノオノミコトの他に、妻の稲田比売命、妻の両親の足摩槌命・手摩槌命を配祀していて、ヤマタノオロチの神話に出てくる神々
ご利益は良縁・子孫繁栄・家内安全・諸障退散等といわれる


拝殿には交通安全の御守りが二種類あり500円だった




 おみくじがあり50円と安い。引いてみると

七転び八起きという倒れても何度でも起き上がり、希望を捨てず正しい道を進む。この世かぎりの命ではなく幾千万の待つまで続く魂の世界がある

とスピリチュアル的なとても深いお告げだった


拝殿右には神楽殿や修復中なのか屋根の一部があった


須佐神社の七不思議の塩の井(しおのい)。須佐神社には七不思議の伝説があるそうだ。スサノオノミコトがここの塩水を汲んでこの土地を鎮めたと言われている。この塩ノ井は出雲大社近くにある旧暦の10月に神々が集まるといわれる稲佐の浜と繋がっていて、日本海の潮の満ち引きで湧き出る水量が違うそうだ。この塩水は、飲めば万病に効き、産湯に入れると幼児が健康に育つと言われている




塩の井の水を汲める様になっていて、飲んでみたが良くわからなかったので時間帯や時期があるのかもしれない



社務所では御守りが頂ける。紙包みなら初穂料300円と安かったので頂いた




拝殿後ろにある大社造の本殿。現在の本殿は、戦国時代の尼子晴久の時代に建て替えられ、県の指定有形文化財になっている



殿の右に稲荷社。五穀豊穣の神様の稲倉魂命(ウカノミタマノミコト)を祀っている


三穂社。大国主(大黒様)の妻の三穂津比売命と大国主の子の事代主命(恵比寿様)を祀っている


本殿の後ろにある樹齢約1300年程といわれる大杉。昔加賀藩から帆柱にと800両で欲しいといわれたが断ったそうだ。幹周り6m・根回り9mの大きさがある。高さは30mあったらしいが風雷の被害に遭い現在は21mの高さがある



スピリチュアリストの江原啓之さんがパワースポットとして紹介されてから、訪れる人が増え罰当たりにも杉の樹皮を剥がして持ち帰えったり、幹の隙間にお金をねじ込んだりする被害があったそうで現在は柵ができてしまった。当時は大変痛んでいたそうで樹木医に見てもらいなんとか今の状態にまで回復したそうだ


  幹周りは太く力強くどっしりと天に向かって伸びていて圧巻だった。森の中にありなんとなく体がなんかピリピリとしてここにいるとエネルギーが充電できるような感じがした




大杉の近くには大杉さんの木霊(こだま)があり初穂料600円で頂ける。大杉の葉を塩の井で清めたものを包んでいる






12:28 参拝を終え帰ろうとすると須佐大宮もちの会の方に呼び止められ、大福餅を進められ一個でも購入できるとの事なので寄ってみた


一つの場合は一個100円だった。餅は少し固めだったがヨモギの風味がよくあんこの甘さは丁度良く美味しかった


奥の方ではおばちゃんたちが忙しそうにお餅を作っていた


お茶や漬物や蒸かし芋が出てきておもてなしされた。しばらくすると他のお客さんも増えてきて、今日の出雲大社で行われた高円宮典子さまと、出雲大社権宮司の千家国麿さんの結婚式に行ってきたが、たくさんの人で見れなかったという話を聞いて、ジンケは今日の出雲大社をスマホで撮っていたので見せてあげ他のお客さんや須佐大宮もちの会の方も集まってきてとても感謝された


お客さんから大福餅も二つ頂いた。蒸かしたサツマイモもとても美味しかった

 
12:40 お礼をして神社の前の道路を挟んで向かい側にある天照社に向かった。中世までは伊勢社と呼ばれていたそうで、スサノオノミコトの姉神でもあり伊勢神宮の主祭神で有名な天照大御神を祀っている


13:00 鳥居を出る時も一度振り返り一礼し次は出雲湯村温泉へ向かった。ここから36km程走る

須佐神社

住所 島根県出雲市佐田町須佐730
TEL 0853-84-0605
駐車場 有

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