栃木旅行10 野湯 湯沢噴泉塔 ハイキング3/4
2009/8/8 日帰り 走行400km (ページ 3/5 1~4噴泉塔 5四季の湯) 前のページへ 2023/8更新
9:48崩落個所の先には長く急な心臓破りの階段が待っていた。ここの遊歩道の登りや階段は一歩の段差が高く物凄くしんどい。
9:50 上まで登り切ると、滝の音と温泉の臭いがしてきて、天然記念物の湯沢噴泉塔にようやく到着した様だ。
そこには見事な絶景が待っていた。疲れも忘れしばらく立ち止まって苦労して到達した事に酔いしれた。ちなみに写真上の右にあるのが天然記念物の湯沢噴泉塔。到達するまでに道に迷ったり引き返すか考えたりして時間のロスが結構あったが、スタートから2時間30分かかった。丸太の橋は全部で11回渡った。橋が流されていたら大変だった。整備管理してくれている人に感謝。
湯沢噴泉塔
湯沢噴泉塔は1908年に今は廃鉱となっている西沢金山探しの時に発見された。岩盤から94℃の熱湯が噴き出し、温泉の中に含まれる炭酸カルシウムなどの温泉沈殿物で長い期間を掛けて三角錐の小塔を作った物で現在活動中のものは世界でただ一つ。噴出物の堆積するものは学術上貴重な資料として、1922年3月8日に国の天然記念物として指定された。村人の話によるとこの先端をいたずらして折って持ち帰ったり傷つけたりすると、山の神のいかりにふれてけがをしたり、急に大雨が降るといわれているそうな。
9:55辺りを捜索してみると至る所から温泉が湧き出ていた。ジンケが川の水に手を入れてみると、昨日の大雨のせいか、水量が多く冷たかった。臭いをかいでみるとほのかに温泉の香りがした。
天然記念物の湯沢噴泉塔に向かってみる。ガッチャがすでに見つけて撮影していた。
10:03 上の滝壺には温泉が流れて川の水と混じりあい適温の情報があり、ジンケが向かって行った。ここでもアブやハチが結構飛んでいて温泉が好きな様だ。みんなもう虫に慣れてきてジンケは「虫は無視する」とダジャレを言っていた。
10:10 夏なので入っても丁度いい感じだったが滝壺は深く、水の流れが速く流され、下までジェットスライダーしたら大ケガしそうだったし、天気予報で午後はまた雨だったので昼食のカレーと温泉卵を食べにせせらぎの湯に戻る事に。