石川・岐阜旅行 岩間温泉元湯1/2
2007/9/15~17 2泊3日 走行1300km (ページ1/7 1~2岩間温泉元湯 3親谷の湯 4静心庵 5飛騨高山 6新穂高の湯 7塩沢温泉)
8月11日(土)に栃木のピラミッド温泉やスープ入り焼きそばの元祖釜屋に行く予定だったが、お盆の初日だった事やいろいろあり中止になった。そこで9月の3連休に何処かに行く事となり(クラチョンから京都か仙台に行きたいとお題をもらったが、京都は車では難しかったり、良い温泉が無いので計画が難しかった。)、8月26日(日)に何処に行くか相談する為に集合する事になった。ジンケは3連休は行けない様な事を聞いていたので3人で集合する事に。ガッチャと自分は仕事だったので、19:30に地元に集合になった。
ガッチャはわざわざ50㌔離れた会社の寮から電車で駆けつけた。酒屋がいっぱいある最寄の駅まで行くのがめんどくさかったので、ガッチャに駅から20分程歩いてもらい、地元で見つけたホルモン焼きの店「いろり」に入った。ホルモンセットがビール付きで一人1,000円と安かった。ホルモンは初めて食べたがかなり美味しかった。サワーも300円と安い。もつ煮(300円)が凄く美味しい。気さくでおっちょこちょいなご主人や、綺麗な奥さんだったりと地元の雰囲気で気持ち良く酔えた。支払いは一人2,300円で済んだ・・・。
いつもどうり9割以上は近況の話やクラチョン事だが焼肉10,000円の話で盛り上がり、温泉の話は合間合間だった。最初は岐阜方面の 毒蛇や落石で危険な温泉を考えていたが、予算や危険、連休で混雑等で計画が難しく無しになった。近場の群馬で名物のポテト入り焼きそばや、水沢うどんを食べる尻焼温泉計画や、また米沢牛を食べに山形、福島か、秋田の乳頭温泉の先にある野湯と、とことん山に行く案を出し、行った事のない乳頭温泉と行けば3度目になるとことん山に話がまとまった。しかし酔っ払ってくると、ガッチャやクラチョンから名言が何度も飛び交い、訳すとお金は気にしなくて良い事や、クラチョンの愛車レガシーを壊しても良かったり、蛇にかまれたり崖から落ちて死んでも大丈夫との事らしく、最初の案の石川・岐阜旅行の危険な温泉プライスレス2泊3日旅行に急遽決まった・・・。計画がめんどくさかったので、群馬のポテト入り焼きそばの案を計画中だったし、進めるはずだったが大変な事になった・・・。
やはり調べてみると、3週間前でも連休だとめぼしい宿には空きが無かったり、休日割増料金だったり、調べてみると道路状況が悪く走行距離がかさんだり、危険な道もあったり混雑情報で先行き不安になった。レガシーでは危険な道があり、デミオが出動する事になる。燃費向上の為にランナップを取り付けた。
8月31日。先におおまかな計画をし、宿二つなんとか取れた。初日はかなり疲れそうなので、食事付きにして二日目は高山市で食い倒れる予定だったし、二日連続で宿食では飽きそうなので素泊りにした。それでも予算は一人4万位になりそうだ。
21:30 21:00集合だったが、ガッチャが少し遅刻し千葉を出発した。石川県にあり無料で入れる秘湯の岩間温泉元湯とその先にある岩間噴泉塔へ向かう。をクラチョンの所持金が5,000円位らしく高速に乗る前にコンビニに寄った。外環三郷南ICから高速に乗り、関越道に入り、上信越道に曲がり、長野県の東部湯の丸SAに0:15到着し少し休憩。SAだったが規模は小さい感じがした。上田市に近かったので真田家グッズを探したが、手ぬぐい位しかなかった。クラチョンと運転を交代し、新潟方面に進む。上信越道は山が多い為か、一車線になって遅いトラックのせいで70k走行になったり、トンネルが多かったり、真っ暗で走りずらそうだった。
2:25 富山県の有磯海SAに寄って休憩。クラチョンはみんな寝てると思い込み、エコ的でない140k走行を度々していた。でもそのおかげで一車線道路で70k走行があったにもかかわらず210km区間を2時間で走り抜けた。
有磯海SAに寄には富山名産のます寿司が売っていた。(箱で1300円。)ガッチャは氷見牛カレー(525円)が気になり、今日の登山の昼食用に購入した。ここで信州限定のまりもっこりのもっこりんごが売っていたので購入した。(420円)背中には信州と書いてある。クラチョンオススメの白えびポテトチップ(315円)としろえびせんべい(525円)を購入した。
2:45 お腹が空いたので何か食べる事になり、富山名産のシロエビの入ったメニューを探したが無く、シロエビ風味のラーメンの豊海らーめん(580円)があり食べた。予想どうり、ほのかにエビっぽい風味がする程度で普通のラーメンだった。
ガッチャはます寿司のおにぎり(200円)も購入。クラチョンはあっさりそばを食べた。ガソリンスタンドで給油して出発する。(レギュラー144円で33・61㍑)
ガッチャに運転が変わり、北陸道を進み金沢西ICで降りる。高速で500k走った。日本海がすぐ横だったが夜中なので景色が見えないのが残念。高速を降り少し走ると急に農村地帯になり、コンビニが無かった。
4:30 コンビニを見つけ、食料を購入した。ガッチャは昼食用に「大盛りのサトウのご飯」を買っていた。温泉卵作り用に高級卵の「きらら」を購入(6個入り198円)。
ガードレールの無い崖沿いの一車線道路を進む。姥湯より危険な感じがした。道は狭くすれ違える場所がほとんど無いので怖かった。
進むにつれて高度も上がり、崖下が見えてスリルが凄かった。ガッチャは気にせず楽しむかの様に突き進む。至る所に「落石注意!」の看板があり、所々に石が散乱している所があった。落石注意で本当に落石があったのは初めてだった。
5:20 道の真ん中にでっかい落石が落ちていて、通れなかったので力持ちのガッチャが石を転がし、端っこに移動した。(写真左上)結構重かったり岩が鋭く削れていた感じで少し手を怪我してしまった様だ。自然の力は怖い。走っている途中に車に当たっていたら大変だった。道は舗装してあり走りやすいが、高低差・落石の危険・ほぼ一車線道路・ガードレールの無い崖沿いの道でかなり怖かった。大平温泉に近い位危険な感じがした。対向車が来た時を考えると恐ろしい。
5:25 岩間温泉駐車場に到着した。駐車場には水洗トイレがあった。(紙もあった)朝早いせいか駐車場には1台も車が止まっていなかった。一軒宿の山崎旅館は休館中だった。外に出ると朝早いせいか結構寒かった。
案内板があり岩間温泉元湯へは駐車場からゲートを越え約1時間ほど歩く。岩間噴泉塔へはさらに40分歩く。
掲示板があり、最近の書き込みがあった。「マムシと遭遇!」と書かれていたので危険な感じだった。
登山の準備をして先に進む。寝ていないので体は重く目はうつろで歩くのがきつく体の衰えを感じた。ガッチャの付けている熊鈴が風鈴みたいに聞こえて涼しく感じ風流だった。
一般車両進入禁止のゲートがあり右に「楽々新道」という道が続いていて白山への登山道らしい。
5:40 一般車両進入禁止のゲート左横を抜けて岩間温泉元湯へ向かった。
5:40 平坦な崖沿いの道を進む。崖側は標高差がかなりあるので歩く時は注意が必要だ。睡眠をとっていないので平坦な道でも歩くのがきつかった。
落石注意と蛇がたくさん出没するらしく頭上と足元注意で大変だった。ガッチャは落石は運次第と言い、気にせず突き進む。ガッチャの装備は有名なColeman(コールマン)のリュックとズボンと靴でベテランの登山者に見えた。今年はすでに富士山に2回(もう一回は1週間後。全部で4回?)も登ったらしく頼もしい。クラチョンの上着はkappa(カッパ)で自分はkappaと勘違いして買ってしまったkaepa(ケイパ)だった。大きい木が落ちていた。
5:55 雨が降った後が特に落石や土砂崩れ注意らしい。途中に飲めそうな湧き水が流れていた。崖まで流れていたので大雨だったらジェットスライダーの様にそのまま流されたら落差がかなりあるので危険だ。
6:05 蛇が行進中に自分は落石注意の為に頭上を見ていて足元に気づかなかったらしく、普通に蛇の上を通り過ぎてしまったらしい。みんなは気づいていたらしいが、奇跡的に踏まずにすんで命拾いした。また踏みそうなのでみんなに今度見つけたら教えてとお願いした。この前にも小さい蛇を見逃していた。後で調べてみたらなんかマムシっぽい・・・?。
6:10 落石箇所がかなり多く、運が悪いとかなり危険な感じだった。ガッチャの言う通り落石には注意のしようがないからあきらめるしかない。とりあえず地面をみながら蛇の注意に専念した。日も上がってきて熱くなってきたのでみんな上着を脱いで進む。
道は少し危険だが山々の景色がいい。陽射しがまだ差していないので差したらもっと良さそうだ。それにしても落石が多い。
6:10 崖下に川が見えて綺麗だった。ガッチャが石を崖下に投げてみたが、あまりの落差に石が落ちた音が聞こえなかった・・・。
6:15 道の真ん中に熊か猿らしきウンコが落ちていて身の危険を感じた。
6:25 ガッチャは蛇と格闘用の長いこんぼうを見つけた。この辺から鉄骨で補強された道になり、どうやって工事したのか不思議だった。
この辺から鉄骨で補強された道になり、どうやって工事したのか不思議だった。
6:30 崖下に綺麗な霞滝が見えた。緑一色の中で豪快に流れていていた。
6:35 奥の方に白い建物が見えてきた。
川もすぐ下を流れていて、岩間温泉元湯付近に到着した様だ。
6:35 駐車場からのんびり1時間程歩き到着した。立派なトイレと休憩所があった。水道設備もある。
トイレから少し先に進むと湯けむりが上がっているのが見え岩間温泉元湯に到着。