2007/9/15~17 2泊3日 走行1300km (ページ6/7 1~2岩間温泉元湯 3親谷の湯 4静心庵 5飛騨高山 6新穂高の湯 7塩沢温泉))前のページへ
高山市から少し走ると急に天気は悪くなり豪雨になってきた。奥飛騨温泉郷までには峠がたくさんありガッチャの運転を妨害し妨げていった。コンビニは無くほとんど山道だった。
16:30 奥飛騨温泉郷に入り栃尾温泉近くにAコープを見つけ寄った。お土産に飛騨牛カレー(525円)と日本酒白真弓(840円)を買った。雨はまったくやむ気配が無い。次に近くにある道の駅の奥飛騨温泉郷.・上宝に寄った。ガッチャはお土産に高山ラーメンを買っていた。お土産に地酒の蓬莱(1,500円)を買った。ここで今日飲む為の地酒を選び、クラチョンだけに倉(1,600円)と言う飛騨の地酒の芋焼酎を買った。この後に共同浴場の荒神の湯と深山荘に向かう予定だったが雨が凄く降っていたので諦めて今日泊まる宿のつくしんぼにむかった。
17:30 つくしんぼに到着。自然豊かな山の中にあった。玄関に入ると頭にバンダナを巻いた、山っぽい宿のご主人が現れ受付を済まし、部屋に案内された。部屋は6畳でトイレ無し。テレビは1時間100円と有料。冷蔵庫は無し。じゃらん の素泊りプランで泊まったが祝祭日関係なく4,350円だった。(入浴税込み)今日も一日運転でお疲れのガッチャは即寝てしまい18:15迄少し仮眠して、風呂に向かった。
夕食は18:30らしく風呂が空いている時間に入った。洗い場は3箇所しかないが貸切にはできない様だった。湯量は豊富で湯の色は無色透明で綺麗だった。臭いは山っぽい感じがしていた。宿のご主人が湯が熱かったら水を入れてとの事だった。露天風呂は2~3人はゆったり入れそうで気持ちよかった。来週に箱根旅行に行くか相談した。少し雨が降っていたので残念だった。天気の良い日には星空が綺麗に見えそうだ。
脱衣所で中尾温泉の文字を見つけ、ガッチャが中尾彬のものまねをしたらもの凄く似ていた。もう一回お願いしたら緊張の為か恥ずかしそうだった。
18:55 部屋に戻り牛乳を飲んだ。買ったつまみが少なかったので、夕食を食べに道の駅・奥飛騨温泉郷.・上宝まで行ってみる事にした。しかし道の駅に併設してあった食事処はもう閉まっていた・・・。
19:15 この時間でもやっている商店(LIQUOR)を見つけ入ってみた。店に中は結構広く、酒も売っていて雑貨店だった。珍しいカップラーメンの「UFO」の坦々麺味とカレー味を見つけ買ってみた。あと芋焼酎の倉を割る為に水とビールを買った。お店の人はいかにも地元っぽい人の感じがして、爪楊枝を口にくわえながら接客していた。ちびっ子達にも人気者で助言をしていた。
19:30 店を出て気になっていた隣の喫茶店あるぷに入ってみた。
店内は薄暗く夕食時なのにお客さんは誰もいなかった。お店のおばちゃんは店に入る前まではフジテレビの「平成教育委員会」を観賞していた。メニューを見るとあまりなく、チーズトースト400円、カレーライス600円、玉子丼650円等で、みんなめずらしい玉子丼が気になり、ガッチャが玉子丼とはなにかおばちゃんに聞いてみると、親子丼の鳥を抜いた感じとの事だった。ガッチャの話によると、親が離れていって子が成長し巣立った丼との事だった。玉子丼は中々奥が深い様だ。
10分程待ち出て来た。玉子丼は本当に親が離れて子が巣立った丼だった。具は玉ねぎと刻み海苔だった。少しもらって食べてみると、玉子は半熟トロトロで美味しかった。自分のカレーライスは具はほとんどなくいたって普通だった。(レトルトっぽい?)宿ではテレビが有料なので20時まで平成教育委員会を見ていた。
20:00を過ぎても隣の商店のLIQUORはまだ営業していた。帰りにつくしんぼに車を入れようとした時、目の前に小動物が現れてかわいかった。キツネかオコジョの様だった。自然豊かだ。
20:25 部屋に戻り浴衣に着替え酒盛りを始めた。つまみには、クラチョンがLIQUORで見つけた半額だったメンマと、焼き鳥の缶詰とピザポテトを食べた。メンマが以外に美味しかった。クラチョンだけにひだじまん倉の芋焼酎も登場した。飛騨で芋焼酎とは珍しく飲みやすく美味しかった。いつもどうり、近況の話やクラチョン事だがプレゼントのバック17,000円の話とガッチャ事だが電話料金60,000円の話で盛り上がった。
20:55 珍しくて買ったカップラーメンの「UFO」の坦々麺味を食べてみた。ゴマ風味な感じで期待した程ではなかったが美味しかった。クラチョンに自分が、テレビの「エンタの神様」に出ている犬井ヒロシに似ていると言われていたが、最近では「湯浅です」の湯浅卓国際弁護士似ているらしい・・・。最初誰だかわからなかったが二人が頭を左右に振りながら、両手をヒッチハイクの握りにして上下に動かしたのを見て気ずいた。酔ってくると顔がアホ見たいになってくるから似ていたのかもしれない。複雑だ。
この後、部屋に何処からかカネムシが進入してきて飛び回りパニックになった。倒すか考えたが、頭を使って捕獲し(近くにあったゴミ箱で確保して、下に少し硬めな紙を滑らせて確保し、廊下に持って行き、ゴミ箱を倒して急いで扉を閉めた)逃がしてあげた。自宅でもよくトカゲやカナブンが侵入していたので慣れていた。
21:40 カネムシ騒動の後ガッチャは眠りについた。
22:00 しばらくしてまた一匹のカネムシが何処からか侵入してきて飛び回って見失った。今度は新潟県の萌木の里に泊まった時に覚えた技を使ってみる事にした。虫は光に集まる習性を利用して、部屋を真っ暗にして扉を開けて廊下の明かりで外に出す作戦だ。実行してカネムシが飛ぶ音が聞こえ、びっくりしてとっさに座布団で身を守りながら外に出て行くのを待った。しばらくして音が聞こえなくなったので電気をつけて見ると、なんと自分の持っている座布団にくっついていた・・・。ここで慌ててはまた暴れまわれてしまうので冷静になり、座布団をゆっくり下に置き最初の方法で座布団の上からゴミ箱で確保し、廊下に逃がしてあげた。無益な殺生をせずにすんでよかった。ガッチャは何事もなかった様にスヤスヤ寝ていた。
22:30 せっかく風呂が24時間入れるので、このまま寝てしまうのはもったいないので寝ているガッチャを起こした。しかしいつもの事ながらガッチャはまったく起きず、いつもどうりクラチョンと二人で連携してあらゆる手段を使い起こそうとしたがまったく起きなかった。酔っ払ってきて覚えてないが、23:00?どうにかしてガッチャを起こしたが、起きた姿はまるで生まれたての動物の様に四つん這いになり、今話題の「そんなの関係ねぇ!」の小島よしおみたいに、へたこいていた。風呂にむかったが先客がいて入れず、部屋に戻り待ったがみんなそのまま寝てしまった・・・。
7:30 起床した。ガッチャは先に起きて朝風呂に入っていた様だ。トイレの窓を開け虫が入ってくる前にすばやく朝の景色を撮った。天気はあまり良くないが清清しい。
朝の風呂の風景。他のお客さんは朝食中なので誰もいなかった。でも食堂を通りかかると良いに臭いがしてお腹が空いた。
7:45 つくしんぼを出た。見送りには宿のご主人の奥さんらしきおばちゃんが、これでもかと言う位の笑顔と手を振ってくれて道路まで出てきてくれて最後まで見送ってくれた。「田舎に泊まろう!」に出演した感じがして心にぐっときた。
今日はつくしんぼを少し下った所にある、公共露天風呂の新穂高温泉・新穂高の湯に向かった。
カントリーハウス・つくしんぼ (閉館)
7:50 新穂高温泉・新穂高の湯の駐車場の緊急時防災ヘリポートに到着。すでにかなりの車が止まっていた。ここから川の方に向かってみると湯煙が見えてきた。
下に降りれそうな橋を見つけ進む。ここの橋の下に全景が見えた。
8:00 階段を少し下ると新穂高の湯が見えてきた。男女別の脱衣所があったが中は二人位しか入れない広さでなんとか水着に着替えた。
巨石で囲まれた露天風呂は直径約10mあり広く、真ん中に入る人は気まずいがたくさんの人がいっぺんに入れそうだ。湯の温度はかなり温めだった。(体温位?)湯の色は綺麗な無色透明で臭いは少し薄い感じがしたが山っぽい臭いだった。湯の底には細かい砂利が敷いてあり踏んだり触ったりして気持ちがよく心地よい。
ガッチャがどこから源泉が出ているのか気になったがわからなかった。全体的に温度の差は感じなかった。底からジワジワ出ているのかもしれない。入っていると観光客がひっきりなしに橋の上から下を眺めてくる。すこし恥ずかしい。
景色はよく目の前の川や山々の景色がいい。湯温が低いので長く入っていられる。立ち上がると結構寒く感じてしまう。若いカップルが現れ写真を取り合ったりいちゃいちゃしてハラハラドキドキした。
湯の排出口があり、打たせ湯になっていた。水圧もよく気持ちよい。 脱衣所の裏にも入れる場所があるらしいので向かってみた。
2~3人は入れそうな湯船が二箇所あった。湯温も温いが入れそうだ。人がたくさんいて込んでいる時はここに入ると良いかもしれない。
8:50 湯温が温かった為、脱衣所で着替える時に体が冷えてとても寒かった。ガッチャはタオルを川で洗濯した。次は車で少し上った所にある新穂高温泉・深山荘に向かった。
新穂高温泉 新穂高の湯
住所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉 TEL 0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会) 営業時間 8:00~21:00 8:00 ~18:00 入浴料 清掃協力金(200円程度 300円程度) 定休日 冬季(10月31日~6月下旬 10月31日~4月下旬) 泉質 単純温泉(源泉掛け流し) 駐車場有
一部利用者のマナー低下等により入浴期間が6月下旬~10月30日で入浴時間が8:00~18:00で清掃協力金は300円程度に変更。2015/12現在 2021/11現在
9:00 トンネルを爆走中に急に深山荘へ曲がる道が現れ分かりづらかった。夜だと見つけるのは難しいかもしれない。駐車場には車がたくさん止まっていた。登山者用に駐車場が広かった。目の前に流れる川が綺麗だった。ガッチャは平らな石を探し遊んでいた。あまりに飛びすぎて一回の着水で向こう岸まで届いていた。
露天風呂は外から丸見えになっていてたくさんの人が、入っていてゆったり入れなそうだった。露天風呂の景色が見れたし満足し、今日の朝食に高山ラーメンを食べに高山市まで戻る事にした。近くの共同浴場の栃尾温泉・荒神の湯に行こうと思ったがすでに駐車場には車がいっぱい止まっていてあきらめた。
10:30 昨日気になっていた甚五郎らーめん本店に丁度良く開店の時間に到着し、昨日は行列が出来ていたがすぐ席に座れた。
お店の人は40~50代位の奥さんが3人位で切り盛りしている感じだった。メニューはラーメンかチャーシュー麺しかなかった。みんなラーメンを注文した。お昼だと、ご飯がサービスで一杯付くみたいだ。
5分ちょっと待ち出て来た。麺は極細のちじれ麺でチャーシューは肉厚で美味しかった。スープはしょうゆが効いたラーメンだった。味に深みがあり何度でも食べれる様な感じでまた食べたくなる味だった。ニンニクを入れる場合は前にニンニクと小さいおろしがあるので自分で擦って入れる。麺はもう少し太いといい感じはしたが、チャーシューとスープは絶品だった。また食べたい。お持ち帰り用(630円)を買って帰ればよかった。次は道の駅巡りと塩沢温泉に向かった。その前に高山市でガソリンを入れた。(レギュラー146円で30・07㍑給油)
甚五郎らーめん本店
住所 高山市西之一色町2-132-1 TEL 0577-34-5565 営業時間 10:30~14:30、20:00~翌2:00 定休日 無休(夜のみ日曜休?) 駐車場有
11:15 途中に通った美女峠。急に一斜線道路になったが至って普通の道だった。さらに先に美女高原もあるらしい。美女峠を越えると集落が見えてきた。JAのガソリンスタンドもあった。
11:30 道の駅・ひだ朝日村に寄った。大きい池があり、野生動物達の剥製も飾られていた。
売店で名物らしいよもぎだんご(70円)を食べた。焼きたてで、香ばしくよもぎの香りが良く美味しかった。
12:05 少し走った所にまた道の駅があり、道の駅・飛騨たかね工房に寄って見た。売店で商売上手なおばちゃんにガッチャが捕まり、名物のいもきゃもち(200円)を進められ食べた。食べる前におばちゃんにいきなり、「そんなに美味しいものじゃないからね~。素朴な味だよ~」と念を押された。いもきゃもちとは、蕎麦粉とジャガイモを混ぜて焼く郷土料理らしい。話を聞いてみると昔はこの辺ではお米が取れなかったらしく、いもきゃもちを主食にしていたらしい。店の横でおじさんがうま辛王の試供品を配っていた。ここの工場で生産しているらしい。
いもきゃもちは甘いジャガイモみたいな感じで香ばしく思っていたより美味しかった。うま辛王をつけて食べる。結構辛いが旨みと甘みがあり美味しかった。商売上手なおばちゃんに牛すじ煮込み(300円)も進められ、「3人で分けて食べれば~」と言われ心が読まれていた。頼んだら少し多めに入れてくれて売れしかった。牛すじはとろける感じでまたうま辛王と合い絶品だった。
この辺では開田そばが有名らしくガッチャがお土産に買っていた。次は廃旅館跡にある無料で入れる温泉の塩沢温泉に向かった。