西日本旅行 広島県 宮島観光3/4 大願寺 豊国神社
2014/10/4~12 7泊9日 走行3200キロ (ページ10/29 ) 前のページへ 2025/5更新
10:36厳島神社を出て右隣にある大願寺に寄ってみた
歴史を感じる山門があり阿吽の仁王像があり足元になぜか小さい鳥居がのっていたので不思議だった。現在残る遺構は、元禄時代の山門と本堂のみ。合掌一礼して進む。ここにも鹿たちが自由に歩いていた。写真右は、不動明王を安置する護摩堂で2006年に約140年ぶりに再建した
大願寺は高野山真言宗の寺院で本尊は薬師如来。明治初年の神仏分離令(神道と仏教を区別する)によって厳島神社から遷された弁財天像も祀られ日本三大弁財天の一つ。七福神の一員としてしられる弁財天は厳島神社で祀られている宗像三女神の一柱の市杵嶋姫命と同一視される。秘創建は不詳で平安時代に開かれ建仁年間(1201年 ~1204年)に了海により再興されたと伝えられている
本堂には神仏分離令によって遷された多くの仏像があり、木造薬師如来坐像・木造釈迦如来坐像・木造阿難尊者立像・木造迦葉尊者立像は重要文化財に指定されている。本堂奥の書院では第二次長州戦争の時に勝海舟と長州藩藩士らが会談をした場所らしい
境内に鹿
護摩堂
伊藤博文によって植えられた根元が9本に広がった九本松。高さ18mもあり廿日市市の天然記念物に指定されている。根元が繋がっていて伸びていて不思議だった
狭い路地を入り長い階段を登った先にある
豊国神社は1587年に豊臣秀吉が安国寺恵瓊に命じ、戦没将兵の慰霊のために大経堂として建立したが、秀吉の死により工事が途中で中止され、板壁も天井の板もなく未完成だった。明治初年の神仏分離により本尊の釈迦如来座像は大願寺に遷され、嚴島神社の末社として主祭神に豊臣秀吉公と加藤清正公を祀る豊国神社となった。桁行41m梁間22mあり単層本瓦葺入母屋造りで畳857枚分の広さから千畳閣とも呼ばれる。重要文化財に指定されている
五重塔は高さ29.3mあり1407年に建立された。重要文化財に指定されている
入口が二箇所あり昇殿料は100円