千葉旅行10 東国三社参り 息栖神社
2011/9/19 日帰り 走行260k(ページ7/9 ) 前のページへ 2025/8更新
14:20 鹿島神宮をでる
また鹿の親子の石像を通り過ぎる参道を歩いていると良く「ボク ぼくでん」とキャッチフレーズが目につき、戦国時代の剣豪の塚原卜伝のドラマがNHKのBS時代劇で7月15日から放送されているそうだ。塚原卜伝は鹿島出身の戦国時代の剣豪で、鹿島神宮に千日間参籠りし、「一の太刀」を会得し鹿島新当流を開いた。伝承上弟子とされる中にはゲームの信長の野望に出てくる剣豪の、真壁氏幹、足利義輝、北畠具教、上泉信綱と凄い
14:25 鹿の親子像近くのしんろく屋(たぶん閉店)と言うお店のコロッケが気になり寄ってみる。しんろくとは鹿島神宮の神の使いの「神鹿」からとったそうだ
ガッチャは全部を選んだ
鹿嶋市のB級グルメの元祖あんコロ
中には芋ようかんみたいな味付けのさつま芋の中に甘さ控えめなあんこが入っていて、真ん中辺りまで食べるとバターが溢れてきてバターの風味が広がり初めての味でとても美味しかった
美明豚メンチカツ(160円)で熱々サクサクでブランド肉がとても美味しかったそうだ
神宮ころっけ。(200円)茨城県産ジャガイモの中には美味しいA4A5ランクの常陸牛のすき風に味付けされた肉が入っていてどれも美味しかったそうだ。
東国三社参りとは、茨城県の鹿島神宮(かしまじんぐう)、息栖神社(いきすじんじゃ)、千葉県の香取神宮(かとりじんぐう)の三社を巡拝することで、昔から「お伊勢参りのみそぎの三社参り」と呼ばれ、東国の人がお伊勢参りした後に参拝するほど篤く信仰されていた
それぞれの神社には、「出雲の出雲の国譲り」の神話に登場する神様が鎮座しており、古くから関東有数のパワースポットとして知られる
この三社を結ぶとほぼ二等辺三角形になるため、「謎のトライアングルゾーン」と呼ばれ、夢の実現や開運のパワーが得られるともいわれる
15:31 鹿島神宮から30分程走り息栖神社に到着。駐車場は広く大型バスも2台止められそうだった
立派な二の鳥居があり、右の社号碑には「東国三社息栖神社」と書かれていた。佇まいが立派な二社とは違い、息栖神社は質素な佇まいだったが、鹿島神宮と香取神宮にお祀りされている神が派手な武神に対して、乗り物の神だった天鳥船命がお祀りされているからかもしれない
鳥居から先は神域なので人の家にお邪魔する時と同じように、身だしなみを整え「お邪魔します」と言う様な気持ちを込めて鳥居の前で一度止まり一礼してから入る。参道中央は「正中」と言って神様が通る道と言われているので、中央を避けて端を進む
手水舎があり身を清める
息栖神社の創建は応神天皇の時代(270~310年)と伝えられている。 現在の位置よりも南西に創建されたとされていて807年に藤原内麻呂により現在の位置に移動した
主祭神は道の分岐点の神、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊を防ぐとされる神の岐神(クナドノカミ)で、航海、航空、運輸・交通の神の天鳥船神(アメノトリフネノカミ)、海の神、航海、漁業の神の住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命の総称)を相殿の神としてお祀りしている
15:43 二の鳥居を出て少し直進すると一の鳥居がある
一の鳥居
一の鳥居の左右には小さな鳥居がありその下は忍潮井(おしおい)と呼ばれる井戸になっていて、伊勢の明星井、伏見の直井とともに日本三霊水に数えられている。左右それぞれ女瓶、男瓶と呼ばれる瓶が据えられていて、その中から湧き出しているそうだ
男瓶は銚子の形をしていて、女瓶は土器の形をしていて、その瓶は水の澄んだ日にしか姿を現さず、その姿が見られると幸運が舞い込むそうだ
しかし水は濁っていてかすかに丸いものが見えるだけで見えなかった
15:51 東国三社参りを終え次は千葉県銚子市にある焼肉店の今久・銚子店に向かった
翌日朝起きると熱っぽく体調が悪かった。よく強いパワースポットに行くと気あたりすると聞く。そういえば埼玉の大宮氷川神社や川越氷川神社行った時も次の日体調が悪くなっていた
息栖神社
住所 茨城県神栖市息栖2882
TEL 0299-92-2300
駐車場 無料駐車場有り