東北旅行4 泥湯温泉 奥山旅館 野湯 荒湯地獄
2005/11/9~10 一泊二日 走行1200k (ページ4/4) 前のページへ
10:30 泥湯温泉・奥山旅館に到着。周辺の至る所から白煙が上がり蒸気が噴出していて「火傷危険、近づくな」の看板が立っていた。
不思議な石像の前にある目洗い湯で目を洗う。泥湯駐車場近辺で温泉卵を売っている小屋で入浴券(500円)を買い、まずは男女別の大露天風呂に向かった。
平日の朝なので貸し切り状態だった。露天風呂が真ん中で木の塀で仕切られていた。(以前は仕切られていなく混浴だったらしい。でも露天風呂に入らず奥まで歩くと、隣が見えてしまうので注意。乳白色の湯が源泉掛け流しになっていた。周りの山に雪が積もり景色も良く、湯はすべすべで気持ちがいい。
浴槽の底に温泉の成分が溜まっていて、つかんで塀に落書き出来た。仕切っている塀は下は空いていてクラチョンは潜水して遊んでいた。
11:00 道路をはさんで反対側にある別館の混浴露天風呂へ向かった。
入口は男女別に分かれていてそれぞれ内湯があり、そこを抜けるとつながっていて混浴露天風呂が二つある。まず内湯に入ろうとしたら熱湯だった・・・。(温泉卵が作れるくらい・・・)内湯は温度調節をしていない様だ。露天に出る扉を開けると、上の屋根から雪がどっさり落ちてきてガッチャの頭に直撃したりして注意が必要だった。(このあとも度々落下していた)露天風呂はござで目隠しされていたが外が良く見えた・・・。混浴露天風呂も入れない程ではないが結構熱めの湯だった。
湯の色が茶色で大露天風呂とは泉質が違うようだった。
11:30 次は温泉卵を作りに三回目の宮城県にある野湯の荒湯地獄に向かった。
泥湯温泉・奥山旅館
住所 秋田県湯沢市高松字泥湯沢25 TEL 0183-79-3021 日帰り入浴(10:00~17:00 500円 10:30~14:30 700円 子供300円 2021年) 泉質 硫化水素泉と単純硫黄泉
しかし泥湯の先の道がすでに冬季閉鎖になっていて封鎖されていて、国道まで戻り遠回りに行くしかなかった。途中道の駅・おがちに寄った。クラチョンは無難に会社のお土産にきりたんぽチョコレートを買っていた。自分も無難に南部せんべいを買った。長い仙秋鬼首トンネルを過ぎ宮城県に入った。途中県道に曲がり、荒湯地獄への懐かしい山道を登って行った。
荒湯地獄は、殺伐とした風景が広がり至る所から火山性ガス、熱湯が噴き出していて有毒ガスが出ているので、風が吹いていない時は注意が必要。湯が流れている沢があり手掘りの風呂が楽しめ源泉は90℃以上ある。
13:30 山の荒れた風景が見えてきて荒湯地獄に到着。3回目の訪問でガッチャは初めて。
クラチョンは温泉卵作成器1号(ざる)に卵を入れ前回と同じ源泉に投入。自分とジンケは他の源泉を探す。
戻ってみるとハプニングが起きていた。クラチョンが温泉卵作成器ごと卵を熱湯の源泉の中に落としてしまった・・・。スコップで温泉卵作成器1号を回収したが、卵は無くなっていた・・・。スコップで卵を探すが結構深く泥しかすくえなかった。卵は2パック買っていたのであきらめた。
この周りはいたる所からガスや蒸気や熱湯が出ているので、ぬかるんでいる所が多く、クラチョンはうっかり足を入れてしまい泥だらけになってしまった。見た目は普通の地面なので見分けるのは難しい。卵6個だけここで浅めな源泉に卵をセットし直し、源泉の沢にある野湯に向かう。
ここもガスが凄く息苦しかった。前回来た時に放置してきたジンケのY字形の木の枝の卵すくい器が奇跡的に見つかった。(白っぽくなり腐りかけていた)
至る所から温泉が湧き出ていて熱湯の川が流れている。注意しながら歩いて進む。
沢の上に登れば上からも歩いて行ける。
ガッチャが温泉が湧き出ている場所に命がけでスコップに卵を乗せ源泉に浸しみんなで待つ。
半熟卵を作ろうとしたが、温度か時間が足りなかったせいか全然出来ていなく失敗に終わった・・・。温度計が必要だ。
源泉の沢の先にある荒湯地獄・野湯スポットに到着。前回来た時に入った一番奥の大きい湯だまりはこの時期は温かった。少し上のゆだまりは浅いが適温だった。
自分は近くに置いてあったスコップを使いガッチャと一緒に温泉を掘った。
手掘りの露天風呂が完成したが4人入るには狭く掘ったことで満足した・・・。
温泉卵を食べに最初の源泉に戻る。クラチョンとジンケは源泉の沢からではなく上から移動していた。
30分程源泉に入れていたので卵は少し黒くなっていた。完熟だったがやっと食べれた。(生き残ったのは20個中6個)
駐車場に戻ると一人のおじさんと後からなれた感じで道の悪い駐車場に車を入れてきた。出てきたおじさんはなんと前回来た時に帰り際に会ったおじさんだった。偶然の再会で会ったが二人のおじさんと軽く温泉の話をして14:30出発した。
野湯・荒湯地獄
住所 宮城県玉造郡鳴子町 入浴時間 明るい内 無料 泉質 硫黄泉
途中道の駅・あ・ら・伊達なに寄り、東北高速道路古川IC に乗り千葉に帰る。
会計 宿3,300円+交通費4,100円(油2,500、高速1,600)+食費4,000円+入浴1,000円=12,400円
旅の反省
今回は冬なので時期的に行ける場所がなく、秋田も時期的に無理な感じがしていたが、ガッチャが東北旅行(秋田、宮城)を欠席していて、行ける時にガッチャにも体験して欲しかったので強行した。しかし秋田は予想以上に冬が進み、野湯に入れる所は少なく温泉は過酷だった。機会があればまた7月~9月辺りにこよう。2021年更新