東北旅行6 野湯 沼尻元湯2 1/2

2006/8/22~23 一泊二日 走行800k(ページ1/6)

夏休みシーズンは観光地へ行くと渋滞や混雑するので、人があまりこなそうな福島県にある野湯の沼尻元湯やB級スポットに行く事になった。

いつもどうり高速を使わず深夜出発の為、21日22:30集合の所ガッチャが久しぶりに遅刻した。自分はガッチャを待っている間、MRワゴンのエンジンを掛けた時、いつもとは違う振動があり不安を感じていた。(しかも前日には左サイドミラーが何者かによって壊され、ぷらぷらになっていて使えなくなっていた・・・)  

ガッチャが到着し、今回のガッチャの着てきた、お気に入りのTシャツは岩手県の秘湯藤七温泉だった。(大平温泉Tシャツよりは控えめ)

0:00頃 なんだかんだでMRワゴンの異音を感じ、不案を抱えながら福島県の沼尻元湯に向けて千葉を出発。

高速道路には乗らず、埼玉県から国道4号線をひたすら北上する。2:30宇都宮、4:30猪苗代湖と早朝の交通量の少ない国道をガッチャとクラチョンは軽快に飛ばす。(左サイドミラーは折れ曲がり機能しなく、助手席のクラチョンが手で押さえながら走行した・・・)車の中ではガッチャとクラチョンは二人の話に盛り上がり、後ろのジンケと自分は江原啓之について語り合った。(語りすぎて仮眠がとれなかった・・・)

沼尻元湯へ行く為、猪苗代湖から国道115号を使い「薄皮饅頭の柏屋」を過ぎ、沼尻スキー場方面目指して進む。沼尻元湯は今回で2回目で、前回はジンケが欠席だった。

5:00頃 前回通った道を思い出しながらダート道の入口に到着。恐る恐るダート道を走り出す。


見た目ではたいした道には見えないが、走ると思いしらされる。寝ていたジンケも道の悪さで起きる。結構な急傾斜で大粒の砂利道がひたすら続き、大きい穴が連続して続いている凸凹道で、安達太良山登山道入口までの3k程走る。(スキー競技のモーグルのコースみたい)前回来た時も凄かったが、今回も車が心配で生きている心地がしなかった。途中で笑えなくなる。軽自動車ではかなりきつい道で走るたびに、車の腹に「ガコッ!」と石が直撃する。前回来た時もあまりの道の悪さに写真を取れなかったが、今回も車の事が心配であまり撮れなかった。


途中の山々の景色。


5:20 20分位走り安達太良山登山道入口まで到着。広い駐車場には1台も車が止まってなかった。


沼尻元湯へ行くには2つの道があり、右側にある入口の安達太良山登山ルート(アップダウンのある細い山道で、30分~40分位歩く)か、左側にある入口(平坦な道だが崖沿いで道も狭く、道が崩壊していてちょっと危険箇所が少しあるが20分位で行ける。)がある。


左側にある入口。一応立入禁止と書いてある。


前回来た時は行きも帰りも左側の危険だけど楽な道を使ったので、今回はちょっと疲れるが、景色も良さそうだし右側の登山ルートで行き、帰りは左側の平坦で楽な道で、帰る事にした。


5:30頃 右側の登山道を進む。


少し進むと階段があり一気に駆け上がる。

登りきると「白糸の滝」が見える展望台があり、ここからだといい写真が撮れる。

白糸の滝を過ぎると少しアップダウンな獣道みたいな細い道を進む。油断して足を踏み外したら崖下まで落ちる箇所が結構あった。温泉部切込み隊長のガッチャは、ジンケを引きつれ強靭な肉体を使い、腰に付けた熊鈴を軽快に鳴らしながら、猛烈なスピードで山道を駆け抜けて行った。(富士山登山でも人間には見えなかった。)しばらくしたら熊鈴の音が聞こえなくなっていた・・・。置いてかれた・・・。


仮眠をしていない運転手のクラチョンと助手の自分はマイペースに写真を撮りながら進む。クラチョンは仮眠をしていなかった為か、かなり老けて見えた。沼尻元湯へ行くには、登山道から途中で道が二手に分かれるので(登山道と書いた白い看板)先に行った二人が心配だったが、丁度分岐の看板の所で待っていたので安堵した。(携帯は県外で、もし分岐を過ぎてしまってたら、とりあえず叫んで疲れるからここで待とうと思った。)普通30分以上掛かる道をガッチャとジンケは20分位?で着き、クラチョンと自分は25分掛かった。(不眠でこの時間だからまだまだ若いと思う)分岐を左に曲がり、先に進むと沼尻元湯全景が現れた。(左側の入口の平坦な道からでは見れない景色。沼尻元湯の全景が見渡せる)


5:57 霧が薄くかかり谷底に広がる殺伐とした風景が広がっている。細く急斜面の山道を一気に掛け降りて行った。
沼尻元湯は沼尻温泉と中の沢温泉の源泉地帯になっている。源泉地帯には硫化水素が発生していて、無風の時は呼吸困難の可能性もあり注意が必要!(火山活動の活発な時に安達太良山登山客の死亡事故が起きている。)立入り禁止になっている先に源泉地帯があり、源泉と川の水が混ったり、流れながら冷まされ適温な場所で川湯が楽しめる。 温泉卵を作るポイントもたくさんあり源泉が70℃位なので、20~25分程で半熟卵が出来る。もし行く場合は危険を伴うので十分注意し、自然を壊さない様心がけ、ゴミは絶対に出さないように!



 急斜面を降りてみると、風が無風といっていいほど風がなく、有毒ガスが溜まって危険な感じがした。


危険そうな上流へ行くのは止め、目の前に流れる川の温度を確かめる。少し熱めだけど適温だった。(前回11月頃来た時はこの辺は温く、源泉地帯まで上がって、横に流れる冷たい川の水と源泉を上手く合流させて入った。)


早速入浴。川に源泉が流れ自然に混ざり合い少し熱めだったが川湯が楽しめる。


 巨大な岩が散乱していて上からの落石が気になるが、巨大地震でも来ない限り大丈夫そうだった?。岩や石には硫黄の析出成分が大量に付着して硫黄臭が凄く、温泉は酸性が強く、肌が凄くツルツルになり溶ける感じだった。最初入った箇所が少し熱くガッチャの下半身が真っ赤で面白かった。


 適温な下流へと下りながら川の流れに沿って、下へ下りて行く。丁度よい湯溜りがあり適温で気持ち良かった。


この時期ではこの辺りが最高な入浴ポイントだった。すごい勢いで温泉が流れてきて自然な源泉掛け流し状態。


さらに下に下りて行った。


丁度良いい自然の湯壷がたくさんあり、アトラクションの用に次々と入っていった。


ガッチャがどんどん先に切り込む。



自然の打たせ湯1。


自然の打たせ湯2。



自然のジェットスライダー。ガッチャは強靭な肉体で滑らない様に耐えていた。自分はここでガッチャのまねをして滑り台の様に下まで滑っていったらおしりを擦ってしまい、福島県だけに桃尻になってしまった。


やっぱり大自然の中の温泉は最高。(夢中になり過ぎて、ガッチャはめがねを何処へ置いたか忘れ、自分はガッチャのめがねを踏んでいるのをジンケに教えてもらった。)


自然の温泉は危険が伴うので気を抜き過ぎない様に注意。(岩や石は鋭くなっているのもあり体中傷だらけになった。)
6:30頃 次は恒例の温泉卵作りに上流に沢を登り戻った。 

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