一人旅 群馬旅行7 中之嶽神社1/2 参拝
2022/7/20 2泊3日 走行480km (ページ17/18 1~7金山城跡 8やんば見放台 9~15万座ホテルジュラク 16幻のキャベツ 17~18中之嶽神社) 前のページへ
奥に土産店。
駐車場はとても広く500台程止められる。公衆トイレの先にも第二~第四駐車場がある。平日なので数台しか止まっていなかった。
県立妙義公園は妙義山を擁する広大な公園。妙義山は、デイサイト溶岩、凝灰岩、礫岩で出来ていて、今から300万年前までの火山活動で形成した溶岩体で、その後浸食され溶岩の岩体が露出したと考えられている。この険しい岩峰の尖った荒々しい山容の奇観から日本三大奇景の一つに数えられており、また国の名勝に指定され、日本百景にも選定されている。
隣接する園内の「県立森林公園さくらの里」は南麓の斜面47haに約45種類の約5,000本の桜が植えられ、4月上旬から5月上旬の約1か月お花見を楽しめる。
妙義公園駐車場からは金洞山(別名中之嶽)が見える。鳥居の右上には中之嶽神社の背後にそびえる御神体の轟岩(とどろきいわ)。
中之嶽神社へは駐車場から県道を挟んだ先にある。スピードが出やすい道路なので道路横断は危なく地下通路を利用した方が良い。それでも他の参拝客は道路を横断していた。
石門群のハイキングの案内板があり奇岩怪岩を見学できるが鎖場などあるそうで、事前に下調べして登った方が良さそう。
中之嶽神社の大鳥居。上にご神体の轟岩がそびえる。境内には中之嶽大国神社があり、2005年には金色の日本一大きい大黒像(高さ20m、重さ8.5t)が鎮座している。
横は崖。
階段を登る。
中之嶽神社の大鳥居と社標。
左右に狛犬。
玉を転がした狛犬。
小狛犬を押さえつける狛犬。色付きで謎が多い。
社務所。民家の入口みたいな所で御守りなどを販売していた。
社務所前に中之岳ドライブインという食堂がり食事ができる。
金運・開運・一年安鯛等のおみくじ。200~300円。
縁結玉・縁切玉各600円。
金運や運気常勝の開運グッズがやくさん売られていた。
水晶パワー開運腕輪御守りや勾玉パワー御守り。
ここまで金運・開運のグッズが多すぎると金儲けの臭いしか感じない。アクセスが悪い場所にあり神社を運営維持するのは大変なのかもしれない。
運気上昇 日本一のだいこく様の顔ハメパネル。シーズンオフで端に追いやられていた。
日本一大きいだいこく様の像(高さ20m、重さ8.5t)が鎮座している。高さ20mはビル7階建てに相当するそうだ。2005年に中之嶽神社の崇敬者等が協力して日本一のだいこく様を制作し奉納した。
一般的に、だいこく様の姿は小槌を持っているが、中之嶽神社のだいこく様の姿は剣を持っているという非常に持つめずらしい姿で、そのご神徳は、厄や病、悪性を祓い福を招くといわれる。
金ピカに輝く物凄い笑顔のだいこく様の姿はB級スポット感が漂う。後ろに妙義山という厳かな景観にある中之嶽神社に溶け込んでおらず浮いていてちょっとやり過ぎな気がした。
でもこれを作るのに相当お金がかかったはずなのに拝観料を取らないのは凄いと思う。平清盛が神のお告げで厳島神社を造営した様に髪のお告げがあったのかも。
鳥居をくぐり真っすぐ行くと中之嶽大国神社があり、鳥居をくぐり右側の長い石段を登った先に中之嶽神社の社殿がある。
中之嶽大国神社(前宮)。甲子(きのえね)大国神社とも呼ばれる。創建は819年で空海(弘法大師)が藤原冬嗣とともに妙義山に登拝し、大国主命を奉納したのが始まりと伝えられている。御祭神は大国主命(大黒様) 外十柱を祀る。
おみくじもあった。
拝殿右には野球だいこく像。バットとグローブを持っている。甲子園の方向を向いているらしい。
中之嶽大国神社は御祭神のだいこく様の縁日が甲子(きのえね)の日ということで甲子大国神社(きのえねおおくにじんじゃ)ともいい、数百年に渡り甲子祭(きのえねさい)を斎行している。野球選手の聖地、甲子園球場も甲子(きのえね)の年に完成した為、甲子園球場と名付けられたそうで、甲子園を目指す球児に人気な神社。
野球絵馬はボール型・バット型・普通のとあり500円。野球関係者に人気がある様だ。授与所では野球関連の御守りもあるそうで、野球上達・必勝祈願・ケガ除・健康のご利益があるらしい。
次は奥宮の中之嶽神社に向かった。