一人旅 群馬旅行9 老神温泉 ホテル山口屋 宿泊3/3 大蛇祭り

2023/5/13  1泊2日 走行380km (ページ8/9 1道の駅 田園プラザかわば 2~4花寺 吉祥寺 5赤城神社 6~8ホテル山口屋 9道の駅) 前のページへ


老神温泉の歴史
その昔、赤城山の神と日光男体山(二荒山)の神とが今の戦場ヶ原で領地争いをし、お互いに蛇とムカデに化けて戦ったが蛇になった赤城山の神は矢傷を負ってしまう。傷を負った赤城の神は老神の地まで戻り、矢を抜き地面に刺すと温泉が湧き出た。湧き出た温泉に浸かった蛇はみるみる傷が治癒し見事ムカデを追いやった。
男体山の神を追い払ったことから、その温泉は「追い神」と呼ばれるようになり、それが今の老神温泉の名前の由来になった。老神の開祖たる蛇は赤城の人々にとって守り神として信仰され、蛇への感謝の気持ちを込めて例年「大蛇祭り」が行われる。


大蛇祭りは、守り神の「大蛇」への感謝を示す例祭で、例年5月第2金曜・土曜の2日間開催される。赤城の神たる大蛇を蛇神輿に仕立て、数十名で担ぎ、温泉街を練り歩き、振る舞い酒と共に温泉街を駆け巡る。昼は子供神輿(13:00~15:00 雨天中止)、夜は大蛇を担ぐ本神輿(18:30~22:00 雨天決行)。
大蛇みこしの渡御巡行は、事前申し込みにて一般参加ができる。
老神温泉観光協会 TEL:0278-56-3013

令和5年5月12日(金)
11:00~12:00  赤城神社神事 (関係者のみ)
12:00~15:00  御神湯守の儀 (関係者のみ)
18:30~22:00  若衆蛇みこし渡御 

令和5年5月13日(土)
11:00~12:00  赤城神社神事 (関係者のみ)
12:00~15:00  御神湯守の儀 (関係者のみ)
13:00~15:00  子供神みこし渡御 
14:00~15:00  蟇目の儀 三々九手挟式 (見学無料)
18:30~22:00  若衆蛇みこし渡御 


15:15 今日はコロナの影響で4年ぶりに開催された年に一度の大蛇祭りの日で、ホテル山口屋の前にある湯元 楽善荘に、縁起の良いシロヘビを担いだ、子供神みこしが渡御していた。


笛のリズムに合わせ「ワッショイ! ワッショイ!」と元気いっぱいだった。窓を閉めていても聞こえてくる。



大蛇祭りは、老神温泉の各温泉旅館に渡御し、ヘビに化けた赤城山の神が、ムカデとなった日光男体山の神との戦いで負った傷を老神で癒やしたという故事にちなんで行われている。各旅館ではちびっ子達にお菓子やジュース等を配るそうだ。
ホテル山口屋にも渡御してきたが、おっさん一人だと不審者に思われそうであきらめた。
19:30頃 宿のご主人から本神輿の若衆蛇みこし渡御が老神温泉 ホテル山口屋に来るのは21時頃と聞いていたので、不眠だったが出来れば見学したいと思い、少し仮眠を試みた。ただ天気は豪雨で、大蛇祭り本神輿の若衆蛇みこし渡御は雨天決行だが、不眠だし外に出る気力があるか不安だった。
20:30頃 少し仮眠していたが、「ソイヤ!セイヤ!」と大きな声が聞こえてきた。雨音は強く豪雨の中、活気のある掛け声が心に響く。


窓を開けて外を見ると、老神温泉 ホテル山口屋の前にある湯元 楽善荘に、大蛇祭りの本神輿の若衆蛇みこしが渡御していた。大雨が降っていたので中止になるかと少し思っていたが大雨など関係なくたくさんの人達が集まり活気良く盛り上がっていた。渡御先ごとに担ぎ手や周囲の人たちに振る舞い酒が配られるそうで、行きたかったが大雨と不眠で体調不良で心折れていた。
21:00頃 老神温泉 ホテル山口屋にも若衆蛇みこしが渡御してきたので頑張って布団から出て部屋を出てみたが、近くまで行くと物凄い歓声で、たくさんの人達が集まっている様で不眠や仕事で病んでいる自分が出て行ってはいけない気がして部屋に引き返した。


18:53 夕食後に露天風呂に向かった。


19:18 風呂上がりに生ジョッキ缶を飲む。泡がきめ細かく美味しい。去年宿泊した万座ホテルジュラクのラウンジサービスで食べ放題で美味しかった、チーズインスナックを御取り寄せして内にあったので持参しおつまみにした。

23:01 風呂上がりに生ジョッキ缶を再利用しビールをのんだ。


つまみに道の駅道の駅 田園プラザかわば にあるミート工房かわばで購入した山賊焼を食べた。旨味たっぷりで美味しかった。オリジナルのマスタードをつけて食べるとよりおいしくなるが、かけすぎると辛すぎて苦しむので注意。
23:40頃 温泉に入った。誰もいなく貸切。
1:00頃 就寝する。
6:25 温泉に入った。誰もいなく貸切。 7ページ


6:52 部屋に戻りティーパックのお茶を入れて飲む。少し仮眠する。
8:50 今日の夕方から仕事なので早めにチェックアウトし千葉に帰る。
フロントには宿のご主人が立っていて、一泊夕食付で11,000円でネットで支払い済みで入浴税150円支払う。


帰り際にパイン飴を頂いた。こういうサプライズなサービスは嬉しくまた来たくなる。
チェックアウト時も宿のご主人に気さくに話しかけられ川のせせらぎの音など良く、自然豊かでゆっくり過ごせたと感謝した。もう少ししたらウグイスも鳴き始めるそうだ。チェックアウト後に近くの吹割の滝の観光を勧めてくれてとても親切。


靴は並べられていて名札付。ご主人は外まで出てきてくれて見送ってくれた。昭和時代の旅館の面影が残るアットホームな宿で過ごしやすく、静かでのんびり過ごせる宿だった。これからも長く続いてほしい。
近くに、「最も長い祭り用の蛇」としてギネスの世界記録に認定された巨大な大蛇みこしが展示されているので見学に向かった。

老神温泉 ホテル山口屋

住所 群馬県沼田市利根町老神585 TEL 0278-56-3333 日帰り入浴(850円、こども500円 営業時間 15:00~18:00 冬季は土曜日のみ15:00~16:30 コロナ過で休止中の場合あり)


9:10 大蛇みこし展示館に到着。ホテル山口屋から徒歩数分程で老神温泉の朝市の会場でもある。朝市は4月20日~11月20日の6:00~7:30に老神近郊の農家15軒が出店し毎日開催される。
ギネスの世界記録に認定された大蛇みこしはコの字型の展示館に安置されている。



 大蛇みこし展示館の入口は開放されていて自由に見学できる。入口前には賽銭箱があり神社みたい。


ギネスの世界記録に認定された大蛇神輿。


2013年に「最も長い祭り用の蛇」としてギネスの世界記録に認定された。長さ108.22m 重量約二t。2001年のハワイホノルルフェスティバルのイベント参加に合わせて、製作期間は1999年5月~2001年1月。12年に一度干支の巳年に老神温泉大蛇祭りで渡御する。


頭はグラスファイバー、胴は発砲スチロール、表面はビニールで出来ている。


口の中にはお酒や赤飯等が供えられていた。


世界一長い大蛇神輿は長すぎるので二分割されていた。


触ってみるとビーニール素材でブヨブヨして少し柔らかい。



通常の大蛇神輿も3体あった。




真中は大蛇の接合部。
9:15 もっとゆっくりしたいが夕方から仕事なので千葉に帰る。

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