一人旅 群馬旅行 源泉掛流しの湯めぐりテーマパーク龍洞6/6 夕食 朝食
2020/7/22~23 一泊二日 走行430km (ページ 7/8 1道の駅 2~6龍洞 8道の駅) 前のページへ
18:00 龍洞の夕食は南館にある個室の食事処で食べれる。南館は本館より旅館みたいな造りでスリッパに履き替え宿の方に案内してもらう。龍洞は奈良俣ダム建設が始まった頃の昭和50年代に日帰り温泉施設として始まり、平成になってから旅館業が始まったそうで本館の雰囲気は日帰り入浴施設にしか見えない。宿の方に部屋の名前を伝え個室へ案内される。1~2名用の④の個室だった。
1~2人用の床の間付きの四畳半の個室の食事処④。風情がありコンパクトで落ち着く食事処だ。個室だが上にエアコンが隣の部屋と半々に設置されていて隙間があり隣のカップルのしゃべり声が普通に聞こえて気になってしょうがなかった。席に着くと「お飲み物はどうしますか?」と聞かれ、とりあえず生ビール中ジョッキ(エビス700円)をお願いした。宿の方がチーズフォンデュに火を点けてくれて「すぐ天ぷらお持ちします」と出て行った数分で生ビールが届いた。。
アサヒ生600円・エビス生700円・レモンサワー500円等(税抜き)お酒類は高くもなく安くもなく経営の為には普通の価格だった。
ハイボール500円・ソフトドリンクは250円。今まで安い宿にしか泊まってこなかったので、個室にはポットや水は無く強制的にドリンクを頼むしかない状況にされるのは少々困惑した。
別注で馬刺し・馬肉のユッケ・鹿刺し・岩魚の骨酒・かじか酒が頼める。
2020年初夏の献立と書かれたお品書きがあった。天ぷら・岩魚の塩焼き・上州黒毛和牛・白米・お吸い物・デザートは順々に出てくるらしい。
18:05 天ぷらが運ばれてきた。夕食の料理は品数が多くどれから食べていいか悩んでしまう。献立通り先付けから。
先付けのチーズフォンデュ。具材はパン・サツマイモ・ソーセージ・チコリ?だった。
日常では食べる事のない料理でワクワク感で少し期待してしまったせいか、普通に美味しい感じだった。パンはパサついたパンでソーセージも普通のソーセージ。チーズソース・サツマイモ・チコリ?は素材の味が美味しかった。先付けとあったのでメイン料理ではないのであえて当たり障りのないあっさりとした味付けと具材だったのかもしれない。
前菜の生湯葉枝豆ソース。ミョウガを始めて食べたが凄く美味しかった。オクラに鱒が巻いていてこれも美味しい。生湯葉たっぷりであっさりな枝豆ソースで上品なお味だった。
揚げ物の夏野菜天ぷら盛り合わせ。カボチャ・ナス・アスパラ・プチトマト。揚げたてで、塩をつけて食べたらどれも素材もよく美味しかった。特にアスパラの天ぷらが甘くておいしかった。
18:27 焼き物の岩魚の塩焼きの焼きたてが運ばれてきた。小さな小鉢に姫鱒のみそ焼きと味付きこんにゃく付き。姫鱒の味噌焼きや味付きこんにゃくも美味しかった。
外はカリカリに焼かれていて香ばしく、絶妙な塩加減で素材の旨味を引き出していて上品な味で美味しかった。今まで川魚は旅先でたくさん食べてきたが、岩魚は価格が高い割には淡白な味で凄く美味しいと思ったことはなかった。素材が良いのか料理人の腕がいいのかもしれない。
蒸し物の赤城鶏と鰻の茶碗蒸し。上品な味付けの茶わん蒸しの中に赤城鳥は小さいのがコロコロ入っていたが美味しかった。ウナギも大きいのが入っていて美味しい。
18:30 ビールなくなったので岩魚が運ばれてきた時にレモンサワーを注文(500円)しておいた。個室に押しボタンがあるので宿の方を呼ぶこともできる。レモンサワーはグラスが小さく氷もたっぷりで少々お高い気がしたがお酒があるとより食事が美味しくなるのでしょうがない。お隣の部屋では最初にハイボールを注文したのが聞こえてきていて、30分程たってから宿の方に「お冷ください」といったら宿の方が「えっええ?」と聞き返して、「水ですっ!水です!」とやり取りしていて面白かった。言えば水を持ってきてくれる。
18:43 台の物の上州黒毛和牛の陶板焼きが運ばれてきた。宿の方がすぐご飯とお吸い物持ってきますと言っていた。
宿の方に最初に野菜を下に敷いてから肉を上にのせて蒸し焼きにして食べるのがお勧めと聞いたので、バターを入れてから野菜のエリンギ・マイタケ・パプリカ・玉ねぎ・サツマイモを敷いた。
野菜の上にA5ランクの上州牛黒毛和牛をのせて蒸し焼きにする。
18:54 上州牛が蒸しあがった。野菜から食べたがサツマイモが甘くてとても美味しかった。マイタケやエリンギも美味しい。
上州牛は塩・ワサビ・自家製のたれにつけて食べれる。最初は塩をつけて食べたが上州牛は柔らかくて美味しかった。自家製だれにつけてわさびをのせても美味しい。一人なので黙々と食べるのですぐ食べ終わってしまいデザートが中々運ばれてこず15分ほど暇だった。
19:18 デザートの季節のフルーツとほうじ茶?が運ばれてきた。スイカ・ブドウ・オレンジで安いものではなく普通に美味しいフルーツだった。運ばれてきた時に明日の朝食の時間を聞かれ、8:00・8:30・9:00から選べ、9:00でお願いした。時間になったら各自夕食と同じ部屋に向かうシステムだった。
普段少食だがお腹いっぱいでもなく少なくもなく丁度いい量で普通に食べれた。チーズフォンデュは要らないような気がしたが地元の姫鱒の刺身や天ぷらや上州牛が美味しかった。天ぷらにマイタケを期待していたがなかったのが少し残念。食事が全部出てくるまでに80分程あるので一人旅では少々待ち時間が勿体ない気がした。食事処を退出し東館側の貸切露天風呂にそのまま向かった。まだ一番人気の②川龍に空いていなくて入っていない。(5ページ)
翌日
9:00 南館の玄関。旅館らしく立派な作りだ。宿の方に「すぐ焼き魚とご飯とお味噌汁お持ち致します」と伝えられた。
9:02 龍洞の朝食。鮭は焼きたてが運ばれてくる。ご飯は朱色の小さなおひつもあり全部足してもお茶碗ふんわり一杯分で少食の自分には丁度いい量だった。おかずは焼鮭・ベーコン・ウインナー・ピーマン・冷奴・山菜とこんにゃくと蒲鉾の煮物・ひじきの佃煮・ホウレン草?の胡麻和え・温泉卵・とろろ芋・海苔・沢庵・梅干し・生ハムのサラダ等品数がたくさんあった。みそ汁は小松菜?と豆腐入り。体に良さそうな料理ばかりでどれも味付けが丁度良く美味しかった。生ハムサラダが結構おいしい。グラスに入ったリンゴジュースも上品な甘さでとても美味しく買って帰りたかった。
焼鮭が物凄く美味しく衝撃を受けた。塩加減が絶妙で旨味が猛烈に詰まった鮭でびっくりして一人でも思わず「美味っ!」と独り言を言ってしまった。この後焼鮭にはまりスーパーで買ったり、人気店でお取り寄せしたがこの味に近い鮭には出会えなかった。また龍洞に泊まらないとこの焼鮭が食べれない。
残り一個のチェックイン時から気になっていたサクラの絵柄の湯のみがまだ残っていたので交換した。ネットで支払い済みだったので入浴税150円と夕食時の酒代1,320円支払う(カード払い可)宿泊料金はYahooトラベルでクーポンを使い平日一泊二食で25,300円→21,870円だった。一人で宿泊すると少々高いが、二人以上なら素泊まりで7,700円~泊まれ、二食付きでも12,200円~と食事と温泉が素晴らしいのでコスパが良いと思った。Go To キャンペーンが始まったばかりで宿の方は困っていたが、宿泊証明書と領収書を受け取った。申請が通れば宿泊料の35%返金してくれるそうだ。宿の従業員の方の対応も良く温泉を堪能でき大満足だった。平日は日帰り入浴が10:00~18:00(退園は19:30)の間利用でき、4時間2,200円(小学生1,100円・2歳以上550円)で利用できるので近々また来よう。土日祝日とトップシーズンは事前予約制(日帰り昼食付プランでのみの受付?10:00~14:00(最終退場15:00の情報もある)。次は希少なキノコを買いに道の駅水紀行館に向かった。
水上温泉郷・湯の小屋温泉・源泉掛流しの湯めぐりテーマパーク龍洞
群馬県利根郡みなかみ町藤原6192 TEL.0278-75-2086 不定休