東北旅行4 川原毛大湯滝2 佐藤養助 総本店
2005/11/9～10 一泊二日 走行1200ｋ （ページ2/4） 前のページへ
栗駒神水から山道を下り、大湯温泉旅館・阿部旅館を過ぎた。湯煙がものすごく高く上がっていた。阿部旅館では6月～9月の夏の期間なら、露天風呂前で川湯が楽しめる。機会があれば寄りたい。子安峡を過ぎ、国道398号を途中左折し、県道51号を少し進むと川原毛地獄の白いのぼりが立っている所を曲がる。
川原毛地獄は青森県の恐山・富山県の立山と並ぶ日本三大霊地に数えられ、野湯の川原毛大湯滝は20mの高さからダイナミックに流れ落ちる滝そのものが温泉で沢水と混じりあって湯の川になっている。駐車場より徒歩で約15分の場所にあり、入浴適期は7月上旬から9月中旬でシーズン中は脱衣所もあり水着着用とされている。
13：30 細い山道を登り川原毛地獄駐車場に到着。今回で2回目の訪問。入浴時期的には終わっていて、気温も低く川原毛大湯滝には入れなくても源泉地帯は前来た時には激熱だったのでどっかしら入れると思っていた。
源泉地帯に下りて行った。駐車場からすぐの源泉に到着し湯に手を入れてみると丁度いい温度・・・。
この辺を掘れば入浴出来そうだった。（すぐ近くでおじさんがスコップで掘っていた）源泉地帯で40℃前後だったので、この温度じゃ川原毛大湯滝に入るのはきびしそうだった。
時間があれば温泉を掘りたかったがここで風呂作りをしてしまうと、 この後テレビ東京「ＴＶチャンピオン」第一回全国うどん職人選手権で優勝した稲庭うどんのお店、佐藤養助に間に合わなくなりそうだったのであきらめた。
ガッチャは前回欠席で初めてだったので川原毛大湯滝を見に遊歩道を下りて行った。
遊歩道の途中にある橋の下を流れる川は前回熱湯だったのに、この時期は30℃位しかなかった。ここも入浴ポイントとして期待していたのに残念。ここを過ぎると一気にしんどい山道を下っていく。
下っている途中で川原毛大湯滝が見えてきた。
13：50 野湯の川原毛大湯滝に到着。前と変わりなくダイナミックに流れ落ちていた。わかってはいたが誰もいなかった・・・。
前回来た時にあった脱衣所が雪対策の為か、たたまれてブルーシートで覆われていた。温度を探ってみると予想どうり温い。（30℃位？）
ガッチャは「俺入った事ないしせっかくだから～」と気温一桁台の中、服を脱ぎだした。
自分も付き合っ手一緒に入った。服を脱ぐ時からあまりの寒さに震えが止まらなかった。メインの滝つぼへ。そこは奥まで行くと足が着かなくなるので突進していたガッチャに慌てて伝え「そういうこ事は早く行ってよ～！」と怒っていた。危うく泳ぎが苦手なガッチャは溺れる所だった。温泉につかってもまったく温まらず、どんどん体温が奪われていき罰ゲーム的な気分だった。入浴拒否のクラチョンとジンケは冷めたい目をしながら無言で見守っていた。
帰りの山道で珍しい白蛇を見た。途中で観光に来た夫婦に会い「入ってきて来たの～！？」と驚いていた。濡れた頭が寒かった。
14：15 出発し稲庭うどんの人気店の佐藤養助に向かった。稲庭うどんは日本3大うどんの一つ（他は群馬の水沢うどん、香川の讃岐うどん）で佐藤養助は創業1860年で代々伝統を守り続けてきた老舗で手延麺で普通のうどんの麺と比べると薄く平になっている。有名店でテレビ東京「ＴＶチャンピオン」第一回全国うどん職人選手権で優勝やＴＶ「どっちの料理ショー」にも登場した。
川原毛地獄・ 野湯・川原毛大湯滝
住所 秋田県湯沢市高松字高松沢 入浴時間 灯りが無いので明るい内 定休日 11月～4月 （温くて入れない） 無料 泉質 酸性-含二酸化炭素・鉄II - 塩化物泉
14：45頃 七代佐藤養助・総本店に到着。近道をしようとしたら道に迷い農道を30分程さまよってしまった。昼も過ぎていたので客はカップル一組だけだった。寒かったので暖かいお茶が美味しかった。ガッチャは贅沢にめんつゆとごまだれを試せる「二味天ぷらせいろ」1400円（1,600円 2014 1,800円 2021年）を頼み、他は温かいうどんと冷たいせいろの「味くらべ」1050円（1,140円 2014 1,200円 2021年）を頼んだ。
15：07 3人が注文した温かいうどんと冷たいせいろの味くらべ。 （1,200円 2021年）温かった川原毛大湯滝に入って体がおかしくなっていたので、暖かいうどんは温まった。素朴な味だったが、麺は透き通って見えて上品な味で美味しかった。麺の触感とのど越しが良くまた食べたくなる。
ガッチャは冷たいうどんだったので凍えていた。ガッチャはお土産に3150円の高級セットを買っていた。普通のは350ｇで525円700ｇで1050円。 稲庭うどんのお徳用の端っこはもっと安かった。
15：30 店を出て、夕食の買出しにスーパー「マックスバリュー」に向かった。近くにコメリもある。前回来た時に買えなかった「三梨牛」を買いに牛肉店を探して走り、やっと見つけた。店に入ると前にいた、サモハン・キンポー似の店主がいて、肉が欲しいと言うと「今いいのがあるから！」と予算を聞かれ、3000円分お願いした。（肉の部位は謎だった）マックスバリューに寄って買い物し、今日泊まる20ｋ先のとことん山キャンプ場へ向かった。
稲庭うどん・佐藤養助 総本店
住所 秋田県湯沢市稲庭町字稲庭80 TEL 0183-43-2911 営業時間 11：00～17：00 定休日 月曜 年末年始 駐車有
