東北旅行5 野湯 藤七温泉 彩雲荘

   2006/6/29 28~30 二泊三日 走行1700k (ページ4/5) 前のページへ

八戸市から岩手県にある藤七温泉(とうしちおんせん)まで下道を約130㎞を南下し走る。途中青森県最後の道の駅・なんごうに寄る。青森産のさくらんぼ佐藤錦が1パック300円と格安だった。どんどん南下し快適な県道6号を走る。国道282号に合流し岩手県松尾村に入る。途中藤七温泉のある八幡平(はちまんたい)方面へ曲がっていく。


八幡平は快晴で景色がとても綺麗だった。途中有名な雲上の楽園と言われた松尾鉱山を通り過ぎた。殺伐としていてなんか怖かった。近くにドライブインがあり、資料館が併設され写真など展示されていた。
藤七温泉への分岐で左に曲がり、かなりの急斜面を下っていく。峠道でうっかりブレーキ操作を誤ると崖下までピュ~なので注意が必要だ。ほんの少し下ると、下の方から湯煙が見えてきた。野湯の藤七温泉だ。


藤七温泉は藤七という名の木こりが発見したとされついた名前らしい。海抜1400mの所にあり、東北最高所の温泉。樹海に囲まれ山々を一望できる。一軒宿の彩雲荘が存在する。
 14:30頃 野湯・藤七温泉に到着。2台位止められそうな駐車スペースを見つけ車を止める。(ここも斜面になっていてしっかり車を止めないと崖下にピュ~!)車から出ると冷たい風が吹いていた。(来る途中の道路の温度計で7℃と書いてあった)雪も残ってるし標高1400mとなるとかなり寒い。ここから一気に斜面を下って行った。


野湯の藤七温泉には二つの野天風呂がある。一番近い野天風呂に行ってみると、みんなが「温い温い」言っていた。なんか入らないモードだった・・・。


湯を触って見るとたしかに温いが入れなくはない温度だった。(虫が浮いていた・・・。35℃~38度位?)


もう一つの野天風呂も温かった。


すぐ近くに同じような野天風呂のある一軒宿の彩雲荘があるのでここでは入らず、恒例の温泉卵を作りに源泉地帯まで登っていった。写真左上に写っている車の場所が2~3台程の駐車スペース。


6月末でも雪が残っていて不思議な景色。


 14:38 源泉地帯は危険だった。油断をすると大火傷をする。


熱湯が湧き出ていた。


至る所で熱湯の温泉が湧き出ている。


温泉卵を作るのに良さそうな源泉地帯を発見。



14:49 ガスっぽかったのでガス探知機があると安心だ。ガッチャが温度計を買ってくれて源泉の温度を命がけで測ると93℃だった。温泉卵作器2号(網戸を張替えた時の余りで作成)を使い半熟の温泉たまごを作成する。(7~8分?)


 地盤がゆるく崩れて源泉に落ちたり、予想外な所で硫化水素ガスや源泉が出ていて足に焼けどをするので注意。宮城県の荒湯地獄みたい。自分がはまってしまった。
7~8分で温泉卵を源泉から取り出し、泥が付いているのでガッチャがそばに流れる川で清める。


14:57 たった7~8分で黒卵ができた。硫黄成分が濃いようだ。


温泉卵の殻を慎重にむいていく。かなり完璧な半熟ができた。


完璧な半熟と記念撮影。卵は青森県のスーパーで買った高級な地卵で10個しかなく、争奪戦になりジンケとガッチャがじゃんけんに勝ち3つ食べた。


お腹も軽く満たされ、寒いしこの源泉を使用している近くの彩雲荘に向かった。


15:11 崖を登り駐車スペースへ戻る。


彩雲荘の駐車場に到着。(写真左上の方)なんか丁度大型観光バスがやって来た・・・。いやな予感。駐車場も結構埋まっていた。(最近テレビで紹介されてるし・・・)玄関前には「標高1,400メートル、東北一高所の温泉」と書かれた看版が置かれていた。フロントで日帰り入浴料500円払って脱衣所へ向かった。(従業員の方の対応は結構良かった。)脱衣所で着替えている時、観光バスの一向らしき20人くらいが狭い脱衣所に一斉に入ってきて身動きがとりずらかった。内湯はさほど広くはなく5~6人入っていて、芋洗いだったので、あの団体客が来る前に露天風呂へ。露天風呂はイモ洗いで10人位は入れそうな広さだった。温泉部4人入っていっぱいになってしまった。色は綺麗な白濁で泉質は良く底には泥が溜まっていて泥湯みたいだった。湯は熱く、他のお客さん待ってるし5分位で出る事に。お目当ての広い野天風呂は改装中で入れなかった・・・。
湯から上がりお土産コーナーを見ていたらガッチャが、宮城の大平温泉以来の「藤七温泉Tシャツ」(1000円?)を購入した。帰りは出ようとしたら、改装中の職人さんがトタン板を広げはじめ加工していて出れなかった。彩雲荘の写真を撮りたかったが、人の多さですっかり忘れていて取れなかった。ここ彩雲荘は今、秘湯ツアー旅行によく組み込まれているので平日でも、タイミングが悪いとツアー客と重なりゆったり入れないので残念だった。でも従業員の方の対応はよく景色は凄くよくお湯は素晴らしい。出来れば改装中でなく空いている時にゆっくり入りたかった。
15:40頃 出発し今日泊まるキャンプ場の焼走り国際交流村に向かった。

藤七温泉・彩雲荘

住所 岩手県八幡平市松尾寄木北の又 TEL 090-1495-0950(衛星電話) 日帰り入浴(8:00~19:00 18:00 宿泊は24時間 500円 大人650円/小学生以下350円 2021年) 定休日 11月~4月中旬 営業期間中は無休 泉質 単純硫黄温泉 (源泉掛け流し) 駐車場有り

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