一人旅 伊豆旅行5 守山 展望台 遊歩道
2022/7/11~13 2泊3日 走行500km (ページ8/27 1寒川神社 2~5山中城跡 6山正 沼津南店 7北条氏邸跡 8守山 展望台 9~10桂の泉 11蛭ヶ島公園 12~15修善寺温泉 16~18坂聖・玉樟園 19松原公園 20堂ヶ島のトンボロ 21~22堂ヶ島公園 23イカ丼 24はんばた市場 25黄金崎公園 26大瀬崎 27大瀬神社) 前のページへ
14:46 北条氏邸跡から守山西公園入口まで戻り守山遊歩道へ向かってみる。旗がたくさん掲げられているとなんかテンションが上がる。
北条氏邸跡入口の右に守山遊歩道が続いている。案内板には展望台まで300mと書いてある。入口には守山自然公園遊歩道の碑があった。
遊歩道にはスズメバチの巣があるそうで「スズメバチに注意してくだだい!」の看板が至る所にあった。
14:48 足を骨折して療養中で足が悪いし、スズメバチに刺されたら旅行が台無しなのでリスクを回避し行く予定ではなかったが気になり行けそうな所まで行ってみる事に。
14:50 緩やかかな山道かと思っていたら目の前に急そうな階段が見えてきた。
富士山ビュースポットから先にはさらに急で長い階段が続いていて絶望した。傾斜60度以上?。休まずに続けて登る。マイナースポットは情報があまりないので恐ろしい。
スマホでスタートから守山遊歩道の動画撮影していたが熱で動画が途切れてしまいスマホで動画撮影が出来なくなったのでデジカメを出した。
踊り場から登ってきた下をのぞく。帰りもしんどそうだ。
登り始めてすぐに階段にクワガタがいた。虫が多くここまでくると慣れてきて寄ってきても手で追い払う。
遊歩道は少しだけ緩やかになった場所もあった。根っこの道が歩きずらく足首や骨折した場所が痛む。木に謎のメッセンジャーのヘルメットが掛けられていた。しんどく熱すぎて休んでいたらかぶり忘れたのかもしれない。それとも蜂に追いかけられてヘルメットを落としてしまい、後から来た優しい登山客が拾って頭の部分が濡れないように木にひっかけてくれたのかも。想像したらキリがないので考えるのをやめ登ることに集中する。
遊歩道が緩やかな道になり展望台が見えてきた。手前に年季を感じるテーブルと椅子があった。ちなみにバーベキューは禁止になっている。
14:56 守山頂上にある展望台に到着。あまり休まず勢いで登ったので息が切れしばらく苦しかった。健康な人なら一気に駆け上がれば10分かからず登れそう。展望台の中央はベンチになっていて数分休んだ。展望台の三方は遮るものなく風通しが良く涼しかった。たまに虫が襲ってくる。
守山の展望台の真下には史跡北条氏邸や願成就院が広がり、狩野川の向こうの北条寺や北条義時館跡を眺望することが出来る。源頼朝はこの地で旗揚げをしてまず初めに平家方の山木兼隆の討伐に向かった。
左の方に北条寺。北条義時夫妻の墓がある。真中あたりに江間公園。北条義時の館があった。江間は青年期の北条義時の領地で江間小四郎と名乗っていた。手前に北条氏館跡。北条義時はここで生まれたと考えられる。
左に狩野川が流れる。
真中奥に蛭ヶ島公園が小さく見える。源頼朝が配流され14歳から34歳まで過ごした地。
蛭ヶ島公園の皿に奥に山木兼隆の館推定地。源頼朝の監視役だった。
左に鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館が見えた。右に蛭ヶ島公園。
願成就院が手前にあるが見えない。源頼朝の奥州攻めの戦勝祈願して北条時政が創建した氏寺。時政の墓がある。
15:01 駐車場に戻る。
帰りは下り道なので足は痛いが楽に降りれた。
15:06 油断していたら遊歩道に大きな蛇がいて踏みそうになり危なかった。マムシ?もう20年間で数えきれないほど見てきた。蛇はアブや蜂と違い自分から逃げてくれありがたい。
帰りは5分程で降りれた。蜂が怖く急いだこともある・・・。
15:11 駐車場に戻り義時に守山に登った事を報告した。Tシャツは汗で色が変わるほどしんどかった。登るなら健康状態良く、涼しく虫が少ない秋や冬が良いかもしれない。
次はすぐ近くの八重姫を祀る真珠院に向かった。しかし激細い道になり右に曲がりたかったが前に車がいて曲がれず、Uターンしたくても運悪く後続車に押される形で、気づいたら狩野川に繋がる古川沿いの軽自動車がギリギリ一台通れるほどの道を走り恐怖だった・・・。八重姫役のガッキーロスで、お参りに行きたがったが意気消沈してしまい近くのご当地スーパーのラコ×エース 伊豆長岡店駐車場で一休みした。恥ずかしながらラコ×エース 伊豆長岡店駐車場からガッキーに遥拝した。今考えればここから歩いて5分程なので行けばよかった。
真珠院には八重姫御堂(静堂)があり、源頼朝の恋にやぶれ悲恋の入水をした八重姫を祀る。
伊東祐親の娘八重姫は流人として伊豆で暮らしていた源頼朝と結ばれ千鶴丸が生まれた。しかし父祐親は当時権勢を誇っていた平氏を恐れ二人を引き裂き千鶴丸を殺してしまった。やがて頼朝は北条時政の娘政子と結ばれ北条で暮らすようになった。それを知った八重姫は悲嘆のあまり川に身を投げて亡くなった。八重姫御堂(静堂)は八重姫を供養するために建てたお堂で以前は北側の満願寺(廃寺)にあった。「梯子があれば八重姫を助けられた」と里人たちの気持ちが、願いが成就した時にお礼参りとして梯子が供えられる風習が今でも続いている。八重姫の侍女たちが自害したという場所が浮橋にあり女塚が建てられている。
次はここから近くの3㎞程先にある今日宿泊する、伊豆長岡 隠れ家温泉宿 桂の泉に向かった。
守山 展望台
住所 伊豆の国市中條469-5(守山西公園駐車場) 営業時間 見学自由 定休日 無し 駐車場有(守山西公園駐車場)