一人旅 伊豆旅行5 修善寺温泉1/4 竹林の小径

2022/7/11~13 2泊3日 走行500km (ページ12/27 1寒川神社 2~5山中城跡 6山正 沼津南店 7北条氏邸跡 8守山 展望台 9~10桂の泉 11蛭ヶ島公園 12~15修善寺温泉 16~18坂聖・玉樟園 19松原公園 20堂ヶ島のトンボロ 21~22堂ヶ島公園 23イカ丼 24はんばた市場 25黄金崎公園 26大瀬崎 27大瀬神社) 前のページへ 


12:00 修善寺温泉街にある有料の小山駐車場に到着。修善寺中心街から少し離れている(小径や修禅寺まで徒歩5分)が3時間300円(以降1時間100円最大24時間500円)と安く、80台も止められて利用しやすい。


修善寺の中心街は道が狭い場所もあるので混雑時はここに止めた方が無難な気がする。


奥には仕切りの無い広い駐車スペースがある。


小山駐車場には修善寺温泉散策マップがあり、修善寺を散策するのに便利だった。




現在地は左側。竹林の小径に向かった。


12:03 小山駐車場を出て右に進むと竹林の小径等への観光スポットの案内板があり右に曲がる。修善寺には至る所に観光スポットへの案内板があり迷わず散策しやすかった。


風の径(かぜのみち)という遊歩道で人気のない静かな小道を進む。


小道には小さな小川が流れせせらぎの音が心地よい。


桂川に出ると赤蛙公園がある。


桂川。


蛍の生息地で修善寺温泉の蛍祭り「ほたるの夕べ」は毎年5月末から6月上旬に行われている。


桂川の清流と蛍の生息地の小川に挟まれたのどかな公園。せせらぎの音が心地よい。


赤蛙公園の名前は、作家の島木健作の小説「赤蛙」の舞台になった事に由来する。
1944年に作家の島木健作が肺結核の療養のため修善寺に滞在していた時に、桂川の向こう岸に渡ろうとしている1匹の赤蛙が目に止まり、赤蛙は一生懸命に泳ぎ押し流され這い上がる事を繰り返すが最後には力尽き川の流れに流されてしまった。死期が近かった島木健作は赤蛙の生への努力に共感をもって感慨深く眺め、運命に従順なものだけをもつ静けさに強く感動し、帰京後、小説「赤蛙」が書かれた。小説「赤蛙」の舞台に小公園を作り赤蛙公園と呼んでいるそうだ。
島木健作は1945年に肺結核の為この世を去り1946年に遺作として「赤蛙」が発表された。


12:06 赤蛙公園の先に滝下橋が見えた。修善寺には「恋の橋めぐり」というのがあり、修善寺温泉街の中心を流れる桂川には5つの橋がかかっていて、願いをかけながら渡ると恋が成熟すると言われていて、明治期の作家・岡本綺堂の「修禅寺物語」の恋にちなんだものだそうだ。渡月橋(みそめ橋)、虎渓橋(あこがれ橋)、桂橋(むすばれ橋)、楓橋(よりそい橋)、滝下橋(安らぎ橋)。


赤蛙公園を出て道路を渡り、滝下橋から竹林の小径(こみち)が桂橋まで約300m続いている。


小道がたくさんあるので修善寺温泉の案内板はわかりやすく助かる。奥には「ヒルナンデス」で紹介された、おばあちゃん手作りの店がありで子持ちの鮎の塩焼・鴨ローストなどが食べられるそうだ。


右には大型バス駐車場がありトイレや修善寺のパンフレットが置かれていた。


竹林の小径を進む。


もみじの木がたくさんあった。


秋の紅葉シーズンはモミジのじゅうたんが出来そうだ。


12:09 ギャラリーしゅぜんじ回廊という無料の施設があり、季節により修善寺の四季の様子を写真で紹介している。今は地元の写真家 田口行央氏の作品展で、二代目鎌倉殿・源頼家「哀史の里」と書いてあった。
修善寺温泉は、鎌倉幕府二代将軍の源頼家が幽閉され、暗殺された歴史がある場所。今回の展示は、毎年7月の頼家命日に開催される「頼家まつり」の様子や、岡本綺堂によって描かれた戯曲「修禅寺物語」の舞台の一面、そして北条政子寄進の修禅寺寺宝・大日如来像などを収めた写真などが飾られている。


中に入るとぐるっと回廊になっていて写真が展示されていた。修善寺保育園さくらんぼ組の七夕が飾られていた。


寺宝の仮面。(頼家の仮面)修善寺に伝わるこの仮面をヒントに作家・岡本綺堂は頼家の史実と面作師が登場する戯曲「修善寺物語」を書いた。明治44年東京明治座で初演。新歌舞伎の傑作として今でも歌舞伎座などで上演している。大河ドラマでも出てきた。


鎌倉幕府二代将軍の源頼家公。他にも紅葉シーズンの美しい写真や頼家が暗殺された筥湯(はこゆ)に美女が入浴している写真等があったが反射してしまい美味く写真が撮れなかった。


12:12 竹林の小径を進む。大きな木がたくさんあり自然豊か。




竹林の小径には京都みたいな美しい庭園があった。


12:13 楓橋(よりそい橋)。



楓橋からの桂川。遠くに桂橋が見える。


紅葉のシーズンに来たい。



楓橋を渡ると風情のある竹林の道が続いていた。
竹林の小径(ちくりんのこみち)は、1994年から3年かけて整備された温泉街の中央を流れる桂川沿いの散策道。


竹林を進むと中央の広場に竹で作られた円形の大きなベンチがあった。



中央で昼寝したら風も良く通るので心地よさそう。
日没後はライトアップされ、幻想的な夜の散歩を楽しむことができるそうだ。(ライトアップは日没~23時まで)


平日だと観光客は少なくたまに老若男女のカップルとすれ違う程度。


新緑の夏の季節は竹林の緑が美しく映える。




円形の大きなベンチの近くに大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の八重姫のパネルがあった。北条義時の初恋の人にして源頼朝の最初の妻。伊東祐親の三女。QRコードがあり、モバイルスタンプラリーができる。キャラクターは大河ドラマに出演の俳優に似せていて親近感がある。


修善寺温泉街の13か所の史跡に北条と源氏ゆかりのキャラクターパネルが設置してあり、パネルのQRコードを読み取るとモバイルスタンプラリーに参加できる。スタンプ4個で協賛店で割引や粗品が貰え、8個でオリジナル御守りの「神鹿の力」がもらえ、12個で指月伝の「拈華微笑」の絵馬が貰え、13個コンプリートすると抽選で5名に修善寺温泉宿泊補助券1万円分が当たる!期間は2022年11月27日迄。


風情ある石畳を進み修善寺温泉街へむかった。

住所 静岡県伊豆市修善寺 駐車場 有料駐車場あり

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