一人旅 伊豆旅行5 修善寺温泉3/4 修禅寺
2022/7/11~13 2泊3日 走行500km (ページ14/27 1寒川神社 2~5山中城跡 6山正 沼津南店 7北条氏邸跡 8守山 展望台 9~10桂の泉 11蛭ヶ島公園 12~15修善寺温泉 16~18坂聖・玉樟園 19松原公園 20堂ヶ島のトンボロ 21~22堂ヶ島公園 23イカ丼 24はんばた市場 25黄金崎公園 26大瀬崎 27大瀬神社) 前のページへ
12:44 虎渓橋を渡った先に修善寺の地名の由来となった修禅寺がある。地名は修善寺でお寺の名前は修禅寺で感じの善と禅が違う。
修禅寺。修禅寺を開いたと言われる弘法大師の大きな碑と立派な山門。2014年に改修工事が完了た。山門の両サイドには金剛力士像。
修善寺温泉街モバイルスタンプラリーの案内板があった。修善寺温泉街の13か所の史跡に北条と源氏ゆかりのキャラクターパネルが設置してあり、パネルのQRコードを読み取るとモバイルスタンプラリーに参加できる。スタンプ4個で協賛店で割引や粗品が貰え、8個でオリジナル御守りの「神鹿の力」がもらえ、12個で指月伝の「拈華微笑」の絵馬が貰え、13個コンプリートすると抽選で5名に修善寺温泉宿泊補助券1万円分が当たる!期間は2022年11月27日迄。
境内は自然豊かで紅葉のシーズンは絶景になりそう。右に手水舎、左側に百度石。お百度参りで往復する距離の標識とする石。
手水舎には、「桂谷霊泉 大師の湯」という額があり、龍の口から流れ出ているのは水ではなく温泉が出ていた。飲めるらしい。
修禅寺本堂。修禅寺は、曹洞宗の寺院で山号は福地山。正式名称は「福地山修禅萬安禅寺」で、略して福地山修禅寺と呼んでいる。修善寺温泉街の中心にあり夏目漱石の「修善寺の大患」、岡本綺堂の「修禅寺物語」で名高い。
修禅寺は807年に空海が創建したと伝えられ、その後の約470年間は真言宗に属していた。当時は周辺の地名が桂谷であったことから、桂谷山寺と言われ、鎌倉時代初期に修禅寺と呼ばれるようになった。源頼朝の弟の源範頼と、頼朝の息子で鎌倉幕府2代将軍の源頼家が修禅寺に幽閉され、その後この地で殺害されたと伝えられている。
建長年間(1249年~1255年)に元の密偵と疑われていた蘭渓道隆が避難のために来住し、それに伴って臨済宗に改宗された。その後、1361年の畠山国清と足利基氏の戦乱の被害を受け、更に1409年の大火災で伽藍が全焼し荒廃したが、伊豆一国を収めた北条早雲により、彼の叔父の隆渓繁紹に曹洞宗の寺院として再興された。
現在の本堂は1883年に再建した。本尊の木造大日如来坐像は国の重要文化財(彫刻)に指定されている。1984年に解体修理が行われた際に、仏像の体内から3束の髪の毛が発見され当時は誰の頭髪か議論になったが、近年では女性の髪の毛だったようで剃髪した政子が納めていたと考えられている。
本堂前右に達磨像。マツコ・デラックスに似ている。
本堂前右に寺務所と宝物殿(一般 300円/中学生 200円/小学生 200円 8:30~16:00)
本堂前左の植込みの檜と松。
本堂左に檀信徒会館。入り口前に石像がずらりとたくさん並ぶ。16体あり十六羅漢像(16人の釈迦の高弟)?
檀信徒会館の中は立入禁止。
修禅寺境内には10本ほどのモミジの木があり新緑の景色も美しい。
12:54 修禅寺を後にする。境内はそんなに広くないので所要時間は10~15分位あれば一
周できる。
次は源範頼の墓に向かった。
修禅寺
住所 静岡県伊豆市修善寺964 TEL 0558-72-2501 営業時間 通常期3月21日~11月30日 9:00~17:30 冬季12月1日~3月20日 9:00~17:00 駐車場 有料駐車場あり